【生協のお兄さんやってました】コープの宅配って大変?働いた感想は?

荷物運び 仕事/転職

こんばんは、ブルです。

私は過去コープで配送の仕事をしていたことがあります。
ただそれは上京する前で、まだ田舎の地元に住んでいた頃に数年間勤務していました。

そのため生協には特別な思い入れがありまして、東京に出てきてからもコープの宅配を愛用させてもらっています。

それにしても求人サイトでよく見かけるコープの配達員募集。
なんか一年中募集しているのを見かけると、生協はブラックなんじゃないかとか、離職率が高そうというイメージもあるかもしれません。

そこで、実際私が数年間勤務した経験を元に、その裏事情をお話しできればと思います。

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コープの宅配業務はブラック?数年働いてみた感想は?

まずコープといっても今はいろんな種類があるのですが、私が働いていた生協は割とメジャーなコープとだけあらかじめお伝えした上で今回のお話をしていきたいと思います。

雇用形態は契約社員

私の場合は地方の生協で、雇用形態は最初アルバイトで途中から1年更新の契約社員に変わりました。

正社員登用への道もあるにはあったのですが、山のようにいる配達員の中、それこそ年間数人ほどしか正社員になっていなかったように記憶しています。アルバイト⇒契約社員どまりという感じですかね。
(いずれにせよ今はどうかわかりませんが…)

東京での募集を見てもアルバイト採用が多いようなので正社員登用は現実味がなく、あまり期待しないほうがいいかもしれませんね。

お給料

  • アルバイトの時:時給850円(うろ覚え)
  • 契約社員:月給18万円(うろ覚え)

どちらもうろ覚えですみません。
東京の方だと時給1,000円を超えるところが多いようですね。

ただ正社員ではない分、みなし残業はなく残業代はまるまるついたので、月3万円くらいは残業代を稼ぐことができていたように覚えています。

にしても時給が安すぎますね…東京に長らく住んでいるとこの辺の感覚がバグってきます。

休み

私のいた生協の宅配員は、基本土日休みでした。
そう、祝祭日の休みがないのです。

というのもコープは月曜~金曜に各組合員宅に荷物を届けるシステムとなっているため、祝祭日に休んでいたらそのサイクルが狂ってしまうのです。

ですからゴールデンウィーク休みや盆休みなどの大型連休もなかったです。
年末も確かおせち料理(迎春商品)の配達があってみっちり31日(大晦日)まで仕事をしていたように覚えています。年始に少し連休が取れるぐらいと思っておいたほうがいいですね。

乗るトラックと事故について

私は1.5tのパネル車を運転していました。
東京でよく見かけるコープのトラックも恐らく同じタイプのものでしょう。

私の乗るトラックはカーナビがついていませんでしたが、バックモニターは完備で助かりました。

注意すべきはパネル車なので高さがあるということ。
狭い家の敷地などにバックで入れたりすることもあるのですが、バックモニターでは上のほうは見えておらず、屋根にぶつけて瓦が落ちてきたなんてこともありました。

感覚を掴むまでに少し時間がかかるかもしれませんね。
壁にこすったとか屋根にぶつけたという事故を起こしたことがありますが、特にお咎めはありませんでした。(リーダーにしっぽりと怒られましたが…)

メインの配達業務の大変なところ

疲れて車のハンドルに体をあずける男性

なんといっても「THE 肉体労働」です。
食品中心だからといって舐めてはいけません。

お米は重たいですし、特に飲料系はかなり重たいです。
2リットル×6本入りの水やお茶を頼む方が多かったのを覚えています。

エレベーターのないマンション

エレベーターのあるマンションであれば台車に乗せて運べばいいだけなのですが、一番きつかったのは5階建てのエレベーターのないマンションです。

こういうところに住んでいる人に限って飲料水を箱買いするのです。まあ当たり前ですよね。

毎週水とお茶1ケースずつと、5箱分くらいの荷物を頼むお客さんがいたんですが、荷物が重たい上に階段を使って3往復ぐらいしなければならないのはきつかったですね。
当時は「これ、何の罰ゲームだ?」と思ったりしてました。

カツカツの配達時間

近い場所同士だと移動時間も含めて1件あたり10分とかで配達時間が組まれていたため、息つく暇もなく動き回っていたのを覚えています。

そしてちょっと配達時間に遅れただけで怒ってくる組合員さんがいたのも事実です。
荷降ろしミスなどしようものならタイムロスも重なって更に配達に遅れが生じることでしょう。

遅れや荷降ろしミスが原因で時には「生協さんにはがっかりです!もう脱退します」みたいな張り紙を箱にされる時もありますし、直接言われることもあります。これはなかなか凹みましたね。(脱退したからといって減給など何かペナルティがあったわけではありません。)

ギックリ腰に要注意

私も腕っぷしには自信があるほうだったのですが、コープに在籍中にぎっくり腰を何回かやっています。
ギックリは癖になりますの気をつける必要がありますね。
ギックリになってトラックの荷台を這いずり回りながら必死に荷降ろししていたのを思い出します。

田舎だと虫が…

私がいた地元があまりにも田舎だったため、虫さんもたくさんいました。
蜂とかセミとかどこからともなく飛来してきて普通にトラックの中に入ってくるんですよね。

一回トラックの運転席に乗り込んだ時に背中で蜂さんをつぶしてしまったらしく、人生で初めて蜂に刺されたことを覚えています。(めちゃくちゃ痛かったのでよく覚えています。)

また、空箱を外に置いているものを回収する際、箱の中にGやムカデがいたことも。
虫さんには大変申し訳ないのですが、そっこーで箱の中にドライアイスを放り込んでフタをしめたことがありました。(まあこの辺は都市部に住んでいる人には無縁でしょうけどね)

配達業務とは別に課題がある

タブレットを手にもつセールスマン

私がいた生協ではノルマはありませんでしたが、課題はありました。

私がいた生協での課題
  • 新規組合員拡大業務
  • コープ共済推進業務
  • コープ商品販促業務

新規組合員拡大業務は、まだコープに加入していない人をお誘いして組合員になってもらうというもの。

配達が終わった後にコープのカタログサンプルを持っておうちを訪問したりなんかしました。
ノルマではないのですが、課題として数字目標は落とされます。

たくさんやったからといって歩合やインセンティブは出ませんし、やらなかったらやらなかったで給料が下がるわけではありません。

でもほとんどの人は自分の目標を達成していましたので、自分だけやらなかったらかなり居心地が悪くなるような環境でした。(リーダーも口うるさかったですし)

コープ共済推進業務はある程度の保険の知識も必要とされますし、無形商品なので契約を取るのがなかなか大変でしたね。

コープ商品販促業務というのは、毎週特定のコープ商品をおすすめして組合員さんに買ってもらおうという企画でした。
こちらも数値目標があり、毎週毎週組合員にこれいいですよ~買ってくださいねーとおすすめしていたのを覚えています。
研修で全国各地の生協職員が一か所に集まって勉強会をする時もありましたね。

しかし東京で自分がコープの宅配を利用している分には上記のような営業は全く受けたことがないですね。各地域の生協でやり方は異なるでしょうからここはあまり参考にならないかもしれません。

誤注文商品の買い取り

組合員の誤注文が起こった場合、当然返品されることになり、その時返品された商品は自分でどうにかしなければならなかったのです。(OCR注文書への記載ミスが多い)

従業員価格で買い取りできるのと、もちろん他の従業員も買い取りに協力してくれるのですが、それでも余る場合は自分が買い取るしかありません。

一番強烈に記憶に残っているのが「すいとん粉」です。
あの餅っとしてるけど餅じゃないなにかです。

これを間違えて50個くらい注文していた人がいて、案の定返品となり自宅に持ち帰ることになった時は悲惨な思いをしました。

コープで働いていてよかったこと

ランニングする女性

組合員さんの中にはとても親切な方がいて、いつもお茶を出してくれたり、お菓子をくれる方がいました。(田舎ならではかもしれませんが…)

ただ、世間話を延々とするおばあちゃんには時間を取られましたし、腐って糸をひいていたスイカを出されて死にそうになったこともありました。

基本一人で仕事をするので気が楽

荷物のトラックへの積み込みはパートさんがやってくれるため、朝出勤して朝礼が終わったらすぐ出発する流れです。
そして返ってくるのは夕方。(場合によってはお昼に帰ってまた再出発ということもある)

返ってきてからもトラックの簡単な片づけをしたり、組合員から回収した注文書の整理・提出をして帰るだけなので業務が自分一人で完結します。

そのため煩わしい人間関係などに悩むことはそうはないでしょう。
中には変わった配達員もいますが、基本みんないい人たちばかりだったのを覚えています。(変わった人は長く続かなくてすぐ辞めていくケースが多いです。)

かなり痩せた

痩せたい人にはおすすめです!
私は20歳過ぎてから現在(30代半ば)に至るまでの間で、なんだかんだコープで働いている時が一番痩せていました。
腹筋は割れかかっていましたし、当時はスリムでシュッとしていたためおかげさまで彼女もいましたね。

しかし、これも裏を返せば仕事が過酷なことのあらわれでもあります。
体を鍛えたい人や、ダイエットや自分の力では痩せられないという人がいたらコープの宅配仕事はおすすめです。

ヘッドハンティングをされることも

組合員さんにはいろんな方がいます。
普段何気なく世間話をしていたおばちゃんが、実は地元で名をはせる企業の重役の奥さんだったりするわけです。

そしてその奥さんと仲良くなるにつれて「うちで働けるようにお父さん(だんなさん)に聞いてみてあげようか?」なんて話になるわけです。(田舎あるあるかもしれませんが)

これは実際私に起こった話で、毎週30分くらい世間話に付き合っていたところその奥さんに大変気に入られ、そのご主人が役員を務める会社に後ほど入社することができたのです。(その時はまだその会社がブラック企業だと知る由もありませんでした…)

コープの求人

コープの求人はリクルートが運営する「はたらいく」で見つけることができました。
エリア(地域)を選んで検索欄に「生協」「コープ」などと入力して検索するとヒットしましたのでぜひ興味のある方は見てみてください。

車の運転や体力に自信がないという人は、配達業務ではなく倉庫内作業などの募集もしている場合があるようです。

まとめ

はい、というわけでコープの宅配業務事情いかがだったでしょうか。
働いていてよかったことよりも、大変だったネガティブな話のほうが多くなってしまったということは、正直なところそれだけきつい仕事だったということです。

ただ、関東の方だと月給25万円以上とかの求人も見かけたので待遇などもまちまちのようですね。

車の運転に抵抗がなく、体力にそれなりに自信があり、組合員さんと明るく接することができる人であれば向いているといえるでしょう。

私のように思わぬ「棚ぼた」を経験することができるかもしれませんよ。

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