こんばんは、ブルです。
個人的には足を蹴られるのが一番頭にきますかね。(わざとじゃないならしようがありませんが…)
このような迷惑行為は朝の満員電車においては日常茶飯事ですよね。
よくあることとはいえ、当然心穏やかでいられるわけがなく、イライラさせることもよくあるはずです。
今回は、そんな満員電車でのトラブルを避けたり、イライラを緩和させるための心得について考えていきたいと思います。
HSPにはつらすぎる満員電車のストレスを削減する10の方法を紹介
「痛勤電車」などと書かれることもあり、文字通り圧迫される地獄のような車内ですが、避けて通れるものではありません。
タクシーで通勤できれば楽なんでしょうが、そんな経済的な余裕もありません。
疲れやすいHSPの私が、体力を1%でも温存するために気をつけている電車での行動パターンを紹介していきたいと思います。
人が少ない車両を見定める
朝の一分一秒はとても貴重です。
少しでも時短になるため、電車を降りた時にエスカレーターや改札に一番近くなる車両に乗る人が多く見受けられます。
その車両はたいてい乗車率が高く殺伐としているため、イライラしやすい人は乗らないことをおすすめします。
ということは、階段やエスカレーターから離れている端々の方が空きやすいといえるでしょう。
一番いいのは自分で実際に複数の車両に乗って確かめることです。
ある程度空いている車両が把握できたら、私の場合はその車両をローテーションして乗るようにしています。(毎回同じ車両に乗るとだいたい同じ人が乗っていて顔を覚えられるのが嫌なので…)
着座位置は基本すみっこ狙い
ここはHSPであろうがなかろうが競争率の高い座席になりますよね。
理由は簡単、隣に人が座るのが片側だけになるからです。
ただし、たまに壁一枚隔ててドア側にいる人のバッグや腕やなんかが領域を犯してくる時があり、その時はむしろアンラッキー。
滅多にないことではありますが、稀にありますのでご注意を。
立つ場合はドア付近の両端狙い
ドア付近の両端は私にとってはセーフティーゾーンです。
HSPだからかどうかわかりませんが、隅っこがとても安心できるという人にはおすすめです。(背後を取られないので安心できるのでしょうかね)
また、単に壁にもたれられるから楽という理由からだけではありません。
ここを陣取ることができれば、満員電車の車内で各駅停まるごとに降りる人に押し出されていちいち降りる必要がなくなります。
ドア付近の角に立てなかった場合は優先席の前ゾーン狙い
ドア付近の角に立てない時は優先席の前に立つことが多いです。理由としては一応車両の端っこになるため、各駅の乗り降りの際目の前にいる人が降りるかどうかを見極めれば済むことだからです。
これが車両の真ん中の方に立っていると、四方八方降りてくる人をいちいち気にして右往左往しなければなりません。
視覚と聴覚を遮断する
満員電車だと、本を読んだりスマホを触ったりすることが困難でしょう。
そのため、イライラから注意をそれさせることができにくい環境です。
そのような環境下で無心で過ごせる神経の図太いHSPはいないことでしょう。
そんな時おすすめなのが、目をつぶってイヤホンで音楽を聴き、時にはボリュームをあげてもいいかもしれません。(音漏れさせない程度に)
音や話し声に敏感な人であれば、周囲の騒音を抑えるノイズキャンセリング機能を搭載したイヤフォンを使うのも効果的です。
お笑い芸人の漫才をYouTubeで流しながら楽しく通勤していたこともありましたが、笑いをこらえきれず不気味な人と思われてそうでやめました。
動画サービスを利用すればあらかじめダウンロードしておいてオフライン環境(ネット接続なし)で快適に映画やドラマ、アニメなどが楽しめるのでおすすめです。
電車内の流れに決して逆らわない
朝の満員電車ですと、人が多すぎて立つ位置を選ぶことなど到底難しい状況です。
そういう場合は心を無にして周囲の流れに同調しています。
恥ずかしながら上京したての頃の私は、抗うことなどできるわけもない満員電車の中で無駄に踏ん張ったり力を入れすぎて貴重な体力を垂れ流しにしてしまっていました。(体力だけでなく精神的にも疲れる)
そんなことをしていたせいで、職場に着いた時にもう一日の半分働いたくらい疲れてしまっていたのです。
人の波に個人が逆らってどうこうなるものではありません。
「なされるがまま」を意識し、抵抗はしないようにしましょう。
駅構内を歩く際は「盾」を装備する
朝の駅構内は人でごった返しているため、ぶつかることもたまにあります。
人の波が引いたら動こうと思っていても、波が引くころには次の電車が到着するというループが待っているだけなのでどこかで歩を進める必要があります。
そこで使うのが「盾」です。
傘やバッグをぶん回すような危ない行為ではなく、同じ方向に向かって歩く人を盾とし、後ろをついていくという簡単なものです。
これをすることで、こちらに向かってくる人に対して毎回毎回「右に避けるか!?」「左に避けるか!?」などという二択を迫られなくてもよくなるのです。
これに引っかかた日にはお互い気まずい苦笑い状態になりますからね。
私は最高5回ぐらいジャンケンでいう「あいこ」を引いたことがありますwしかも相手がいかつい感じの人だったので余計に焦ったという…
いずれにせよ他の人の後ろにつく際はあまりにもくっつきすぎないように適度な感覚を空けておきましょう。
近すぎると不審者と間違われてもいけませんからね。
帰宅時の降車時は人の波が引いてから動く
急いでいる朝は人混みがなくなるのを待ってから行動するという時間的余裕はないと思いますが、夜の帰宅時は波がひいてから動くようにしています。
私なんて地響き立てて階段を進む大群を見ただけでゾッとします。鬼気迫る光景です。
あの波に乗ってると、後ろの人に押されたり蹴られたりすることもあれば、「早く歩けよ」みたいな無言のプレッシャーを感じるんですよね。
たまに本当に舌打ちするような人もいますが。
そういう負のオーラにまみれたくないので、私は大群が過ぎゆくのを待ってから進むようにしています。
この帰宅時における人混みを回避しようと待っている人たち、この人たちこそ、すなわちHSPの傾向を持っている同志たちではなかろうかと勝手に思っています。
完全に私の独断と偏見ではありますが。
私が日々下車している駅にもたいてい10人くらいは「待ち人」が見受けられますね。
同じ匂いがする仲間たちですから、気が合う予感しかしません。
一緒に飲み行きませんか!?って誘いたくなっちゃうくらいですw
洞察力を働かせる
私も朝の電車でイライラすることはよくありますが、異常な乗車率なわけですから当たり前なんです。
イライラさせられる人に出会ったら、想像力を働かせましょう。
二日酔い、寝不足、空腹、嫌な会社に向かっている、体調不良、家族と喧嘩して出てきた人など様々なシチュエーションが考えられます。
私の場合は、「ああ、あの人はきっと今日仕事が忙しいんだろうな」「今日も鬼上司に詰められるからイライラしているんだろうな」などと考えることで怒りを抱かないようにしています。
朝ご飯をしっかり食べる
空腹でいると、普段なら怒らないような些細な事でもイライラしてしまうことがあります。
特に朝。
朝ご飯を食べずに電車に乗ると、昨晩食べてからかなりの時間がたっていることになりますから、頭はぼーっとし、イライラしやすい状態になっているのです。
加えてこれから仕事という戦地に赴かなければならないHSPにとって、朝食は通勤時間を空腹のままネガティブに過ごすかポジティブに過ごせるかの境目になってきますので重要といえます。
そうならないためにも、脳にエネルギーを与える糖を吸収するために炭水化物を食べることをおすすめします。
私の朝食はこんな感じです。
朝時間がないという人は、フルーツグラノーラのように栄養豊富かつ手早く食べられるものを常備しておくといいでしょう。
空腹感の満たされないサプリメントはあまりおすすめしません。
また、前日の過ごし方にも注意しましょう。
特に、前日のお酒の飲みすぎや睡眠不足には気を付けるべきです。
私の経験ですが、二日酔いで満員電車に乗った時あまりの気持ち悪さに電車を降りた瞬間に吐いたことがあります。
幸いナイロン袋を持っていたことと、電車から降りるまで持ちこたえることができたからよかったものの、車内で吐き散らしていたなら大変なことになっていたことでしょう。
通勤時間を減らすために都心に引っ越す
私はあまりにも満員電車が嫌すぎて職場から電車で約10分という近い場所に引っ越したことがあります。
職場が港区だったのですが、港区は高いので秋葉原に住んでいました。
その時は移動時間をかなり減らすことができたため、精神的にも肉体的にもかなり楽になりました。
家賃が高いのでけっきょく1年もしたら引っ越すことになってしまいましたが、今は都心に格安で住むことができるシェアハウスもあるため便利になりましたね。
まとめ
都心で働くとなると、車通勤できない会社がほとんどでしょうし、かといって毎日タクシーで通うわけにもいきません。
避けては通れないのがこの満員電車です。
もう我慢ならない!という人は、混雑時を避けた勤務時間の会社を選んだり、自分で出社できる時間を決められるフレックスタイム制を導入している会社に就職・転職することもできるでしょう。
そもそも勤務地が都心から離れた会社を選ぶのもありです。
電車内の迷惑行為やイライラは遅延を招きます。そして電車が遅れると更にイライラが誘発されます。
この負のスパイラルを少しでも軽減できるよう、この心得が役立ってほしいものです。
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