【身動きが取れない】学習性無力感の事例と抜け出すための方法

HSP気質との上手な付き合い方

こんばんは、ブルです。

皆さんは学習性無力感という言葉をご存知でしょうか。

学習性無力感(がくしゅうせいむりょくかん、英: Learned helplessness[1])とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。

学習性無力感 – Wikipedia
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学習性無力感=深い絶望感

体育座りをする女性

ストレスの回避困難な状況で逃れる努力をしなくなるということは、本人にとっては絶望的な状況にあるわけです。

すべてにおいて何をしても無駄 ⇒ 現状を打破するのは不可能
自分に明るい未来などない ⇒ 待っているのは暗い未来
楽しみがなく生きている感じがしない ⇒ いっそのこと消えたほうが楽

このような思考パターンに陥るわけです。

私もこの学習性無力感に約10年もの間悩まされていました。

休日は自分の部屋はおろか、布団から出ることができない状況にまでなっていました。

文字通り身体が動かないのです。

ストレスの回避困難な状況とは

では、そこまでの絶望的な状況になりうる回避困難な状況とは一体どのようなものがあるでしょうか。

例えばこのようなものがあります。

・長い間毒親から家庭内で虐待を受けた子ども
・家庭内暴力(DV)や配偶者からのモラハラ
・職場で受けたパワハラ・モラハラ(人格否定)
・長い間監禁された場合(誘拐、拉致、子どもの仕置きなど)
・ブラック企業での長時間労働
・特定の組織の教えや考えを刷り込まれたことによる精神的な支配・束縛

例えば虐待を受けた子どもですが、親に養ってもらっている子どもは親に従順でないと生きていくことができません。

その親からなんらかの形で虐待を受けた場合、生きていくためにはその虐待を受け入れなければならないでしょう。

子どもは自分で生きていくためのお金を稼ぐことが困難ですから、「誰かに相談しようものなら自分の居場所がなくなる、そうなると生きていけない」という思考になるわけです。

また、いじめられた過去を持つ人や、職場でいじめを経験して辞めた人などが、いつまでたっても働くことができないニートになることもあるでしょう。

学習性無力感の症状とは

学習性無力感の症状はうつ病と似ているといわれています。

1. 被験者は、その圧倒的に不愉快なストレスが加えられる状況から、自ら積極的に抜け出そうとする努力をしなくなる。

学習性無力感 – Wikipedia

例えば、職場でパワハラやモラハラといったいじめを日常的に受けている人は、誰かに相談したり、この事態を自分でどうにかしようという気持ちになれません。

私も一時期上司からひどいパワハラを受けていましたが、ひどくなればなるほど「この人には逆らえない。とにかく従順でなければならない」という必死の思いで仕事をしていたのを思い出します。

2. 実際のところ、すこしばかりの努力をすれば、その状況から抜け出すのに成功する可能性があったとしても、努力すれば成功するかもしれないという事すら考えられなくなる(言い換えると、長年受けた仕打ちによる反動で、どんな可能性さえも「無駄な努力」と断じ、自発的行動を全くしなくなる)。

学習性無力感 – Wikipedia

私の友人で、学生時代ずっといじめを受けていた友達がいました。

その友達は高校卒業後就職することもなく、私が知る限りでは30歳になっても一度も働いたことがないいわゆるニートでした。

元気な人からすれば、「いきなり正社員でフルタイムで働けないのであれば週1日でも、1日3、4時間でもいいからバイトでもすればいいのに」と思うかもしれません。

しかし当事者からしてみると、「働く」ということを想像した時に、過去のいじめられた過去がフラッシュバックして、もう二度とあんなつらい思いをしたくないという気持ちから、就職への一歩が踏み出せないのでしょう。

3. ストレスが加えられる状況、又ストレッサーに対して何も出来ない、何も功を奏しない、苦痛、ストレス、ストレッサーから逃れられないという状況の中で、情緒的に混乱をきたす。

学習性無力感 – Wikipedia

私はある組織で子どもの頃から「教え」を学んで育ち大人になりました。

「その組織にとどまることが幸福への道」と頭の中に刷り込まれているため、組織を抜けた今となっても絶望感を抱くことがあるのです。

学習性無力感から抜け出すことはできるか

金網の向こう側にいる人間

学習性無力感はうつ病と似ているものの、病気という定義ではなく、現象のように扱われています。

つまり、病院にいってすぐ治るようなものではありません。

セリグマンらは、学習性無力感における「反応しても無駄であるという信念」を変える方法に認知行動療法を挙げている[11]。人間で効果が確認されている方法は、自尊心を回復したり、行動随伴性を示したり、失敗は別の理由で起こったと説明し励ましたりすることである[12]。

学習性無力感 – Wikipedia

ウィキペディアには認知行動療法や自尊心の回復を治療法として掲げていますが、例えば今現在いじめや虐待を受けている人からしてみれば、当の原因を取り除かない限りそのような治療法を受けたとしても効果は薄いでしょう。

学習性無力感に陥っている人は、問題を自分の力で解決することができないため、速やかに第三者に助けを求めるべきです。

家庭でDVを受けている場合

DV相談プラスというサイトでは、24時間電話対応しており、メールやチャットでの相談も可能となっています。(通話無料)

いじめ被害・子どもがいじめに遭っている場合

厚生労働省のサイトで案内している児童相談所虐待ダイヤル(通話無料)があります。

また、文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」や、法務省の「子どもの人権110番」の電話番号案内も同じページに載せられています。

職場でのパワハラ・モラハラが常態化している場合

職場が原因で学習性無力感に苦しんでいる人は「辞める」という選択肢が消えてしまっていることでしょう。

自分から退職を申し出ることができないのであれば、やはり第三者の介入が不可欠です。

今は退職代行業者がおり、「明日から会社にいきたくない」「辞めたいけど会社とは一切やり取りをしたくない」というニーズに応えています。

相手がブラック企業だろうが業者からしてみればなんてことないはずです。

なんらかの組織や友人とのつながりから抜け出せない場合

精神的に支配されていたり束縛されていて抜け出せないと思っている人は、ずばり引っ越しをされることをおすすめします。

それもできるだけ遠いところがおすすめです。

私の場合は親元を出て、東京に引っ越しました。

そして引っ越しを機に電話番号を変えたり、引っ越し先の住所を教えない限り、あなたをわざわざ遠くまで追いかけてくる人はそうはいないことでしょう。

その対象が家族であれば、さすがに絶縁状態になるわけにはいかないという人もいるでしょう。

そういう人でも物理的に距離を置き、会う頻度が激減することで、あなたへの固執や執着は確実に薄まります。

ニートで働く気になれない場合

ニートの特徴としては、家に長時間ひきこもっているという人も多いでしょう。

そのような人とはいうのはある意味インドアを極めていますから、家から出なくてもできることから始めてみるのはいかがでしょうか。

自宅から、部屋から出られない!という人は、ベッドに寝っ転がってスマホでブログを書くことから始められるのでおすすめです。

読者が増えることでコメントがつき、自尊心の回復につながるかもしれません。

また、ブログのやり方次第ではアフィリエイト収入を得ることも可能です。

A8.netでは無料登録の上、無料のブログサービスを使うことができるため、実質パソコンかスマホとネット通信環境があれば収益を生み出すことが可能です。

自分に自信がついてきたら、一日だけの単発・日雇いバイトにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

1日でもしんどいという方は、探せば半日以下のお仕事もあります。

ニートの方に1日単位の仕事をおすすめするのは、人間関係が固定ではないからです。

仮に単発バイトで嫌な人がいたとしても、その日がんばれば明日にはもう会うことがないのです。

初動は微力で

まずは自分の置かれている状況がストレスであるならば、その元を取り除きましょう。

最初はほんのわずかな行動だけでいいんです。

メールを一通送りましょう。
電話を一本かけましょう。
ネットで住みたい物件を探しましょう。

あとは第三者が背中を押してくれますから、その助けに素直に従えばいいんです。

あなたの「どうすることもできない」第三者ならいとも簡単に解決できるかもしれません。

私の場合、引っ越しの強行によりあっけなく自由になりました。

今ではもっと早く行動していれば、もっと若いうちに自由になれたのにと思うばかりです。

ただ、失った時のことをとやかく言っても仕方ありません。

無力感から自由になった時、それからがあなたの最良の出発点です。

学習性無力感に苦しむ皆さんが、安らかな人生を歩めますように。

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