おはようございます。ブルです。
私は食べ歩きが好きで、以前グルメブログを書いていた時期がありました。
外食好きで東京の飲食店で撮った写真を感想とともにアップしていたのです。(今はありません)
当時書いていたブログをざっくりまとめるとこんな感じ。
ブログ内容:東京都心の飲食店のレビュー記事
書いていた期間:4年
トータル記事数:120
1記事の文字数:1,000文字以上
写真数:1記事につき平均6枚
記事アップ頻度:2週間に1記事
ブログ収益:26,000円
収益源:Googleアドセンス
アクセス数(PV):約8万
プラットフォーム:ワードプレス
結果を見ればわかると思いますが、全然稼げてないですよね。
収益を月に換算すると約540円です。
パソコン買ったり、家の電気代やレンタルサーバー代、ドメイン費用を考えると赤字でした。
今回は、稼げていないにも関わらずなぜ私がグルメブログをおすすめするのか、始め方と成功の秘訣について紹介していきたいと思います。
グルメブログは稼げる!その根拠とは

グルメ系は食べログやぐるなび、ホットペッパー、RettyやEPARKがあるから上位表示も狙えないしどうせ稼げないでしょ?と思ってはいませんか?
そんなことはありません。グルメブログでも稼げます。
え?やったけど稼げなかったんだよね?と思われるかもしれません。
仰る通りです。私は稼げませんでした。
私の友人の成功事例と私の失敗事例を照らし合わせることで、稼げるということがわかりました。
副業、お小遣い稼ぎとして成立するのですから外食好きにはぜひご覧いただきたい内容です。
早速みていきましょう。
グルメブログで100万アクセス集めたオジサンの事例
オジサンというのは、職場の営業部署にいた50代の方になります。(今は60代かもです。)
「私、ブログ始めたんで見てくださいねー」と言われて見ることになったのがきっかけです。
ではブログのスペックから見ていきましょう。
ブログ内容:飲食店のレビュー記事
エリア:田舎の県(私の出身地がわかるため伏せますw)
運営期間:約7年
記事数:約2,000記事
1記事の文字数:平均約300文字くらい
画像数:平均7枚くらい
ブログサービス:無料ブログ(独自ドメインではない)
アクセス数(PV):100万以上(アクセスカウンターにて確認済)
収益:0円
収益源:なし
この結果からグルメブログが稼げるということをひとつひとつ考察していきます。
記事数と更新頻度の比較
皆さんこれを見て何に驚かれましたか?
私が一番驚いたのは記事数と更新頻度です。
オジサンの記事数/更新頻度:約2,000記事/だいたい1週間に6記事アップ
私の記事数/更新頻度:約120記事/2週間に1記事
記事数だと私の16倍以上もある計算になりますね。
そのオジサンは営業職で基本仕事中外でランチを取ることが多かったため、こんなにも更新をすることができたのでしょう。
アクセス数の比較
アクセス数が100万以上あったのを覚えていますが、これもすごい数字です。
オジサンの1日のアクセス数(全体):アクセス数100万÷7年=約390
私の1日のアクセス数(ピーク時):アクセス数8万÷4年=約55
私の4倍以上のアクセスがありますし、オジサンのピーク時は恐らく私の5倍以上はあったと考えられます。
ちなみにこの100万というアクセスカウンターの数字、もしかしたらページビューではなくユニークユーザー数(一人が何ページも見た場合はカウントされない)の可能性もあります。
(無料ブログサービスの機能を見たらPVかUUか設定を選べるようになっていました。)
もしそうだとしたらPV数は数倍になるため、数百万PVアクセスが集まっていたことになります。
ブログ形態の比較
オジサンのブログ:無料ブログサービス(独自ドメインではない)
私のブログ:独自ドメイン+レンタルサーバーにてSEOに強いワードプレスを使用
ちなみにオジサンが使っている無料ブログサービスはアメブロやはてなブログよりもっと知名度も人気も低いブログサービスです。
こんなこというのもあれですが、デザインとかもいまいちな感じです。
文字数・写真枚数の比較
オジサンの文字数/写真枚数:約300文字/平均約7枚
私の写真枚数:1,000文字以上/平均約6枚
オジサンのブログは写真に対して少しのコメントをつけるだけの非常にシンプルなものでした。
それに比べて私はSEOも有利に働くよう1,000文字以上かつ適切なキーワードを散りばめていたつもりです。
なのにアクセス数のこの違い!おじさん恐るべしです。
ブログ収益の比較
オジサンの収益:0円
私の収益(Google adsense):約26,000円
ほぼすべてにおいて私が負けているにもかかわらず、収益に関しては0円のおじさんのブログ。
こんなにももったいないことはありません。
オジサンは単純にブログの収益化の方法を知らないのです。
いわゆる自己満足で書いていたわけです。
「ブログなんて自己満足だろ。それのどこが悪い!」と言われればそこまでですが、好きなことで稼げるって最高じゃないですか?
オジサンのブログの秘めた可能性
ここまでの比較を通して、オジサンのブログが稼げる要素に満ち溢れていると感じられたことでしょう。
ほぼすべての項目で私はオジサンに負けていたわけですが、残りの私が勝っていた部分をオジサンが実行していたらどうなったでしょう。
・もしオジサンが独自ドメインを取得してレンタルサーバーを借りてSEOに強いワードプレスを使っていたら…
⇒100万アクセスどころの話ではなくなるでしょう。
・もしオジサンが1記事の文字数1,000文字以上かつ適切なキーワードが入っていたとしたら…
⇒アクセスは倍増していたかもしれません。
・もしオジサンがGoogleアドセンスというブログ収益化の方法を知っていたとしたら…
⇒毎月安定した副収入を得ることができたでしょう。
単純に私のアクセス数で得られた収益から、オジサンのアクセス数に置き換えてシミュレーションしてみると、
私の収益:8万PVで26,000円
オジサンの予想収益:325,000円(100万PVなので12.5倍で計算)
上記に加えて、WordPressでキーワードを盛り込んだボリュームのある記事にしていたら、収益は数倍になっていたかもしれません。
グルメブログで稼ぐ秘訣

ここまででオジサンの事例を考えました。
「オジサンは300文字とかボリュームも少ないし、キーワードも考えなかったからこそ、長年更新続けることをできたんじゃないか?」と言われると確かにその通りです。
それにそんな毎日外食なんて無理と言われる方もいるでしょう。
また、普通にやっていたのでは大手のポータルサイトに勝ち目はないでしょう。
ではどうすれグルメブログで効率よく稼ぐことができるか、次は私の失敗から紹介していきます。
地域・料理のジャンルを限定した特化型ブログにする
私は東京の数多ある飲食店の中から好きな場所の好きなものを食べてブログにアップしていました。
ブログタイトルは「東京グルメ」という広い範囲に決めて書いていたのですが、この時点で恐ろしい数の競合がいるわけです。
そこに対して東京中の飲食店をあちらこちらに行って記事を書いたのでは、なかなか検索結果上位に出てきません。
そこを例えば港区だけに絞るとか、浅草だけに絞るなどすることで、「浅草 ランチ おすすめ」などのキーワードに対して良い検索結果の順位が得られる可能性が高くなります。
その場合、エリアの中の飲食店のみを重点的に訪れる必要があるでしょう。
また、エリアを限定したくないという人は、料理のジャンルで絞るのもありです。
例えば、イタリアンだけ、中華料理だけ、ラーメンだけなどジャンルを限定することで、専門的なブログが構築でき、「東京 イタリアン おすすめ」などの検索結果上位に出てきやすいでしょう。
一番強いのは、エリアも料理のジャンルも絞る特化型ブログです。
例えば、ブログタイトルを「港区 イタリアン ランチ」というキーワードを入れて、ひたすら港区のイタリアンランチの記事を書き続けると、「港区 イタリアン」で検索上位に表示させやすくなります。
当然のことですが、SEOの観点からしてグルメ以外の記事は書かないほうがいいでしょう。(書くならノーインデックス)
まとめ記事が強い
ランキング記事やまとめ記事はボリュームも多くなり、見る側の選択肢も増えるため、SEO的にも強いといえます。
例えば、「港区 ランチ おすすめ10選」などの記事です。
日々書くブログは基本1店舗につき1記事書き、ある程度記事が増えてきたらまとめ記事にする流れにするとアクセスを稼ぎやすいでしょう。
人気店ではみんなが食べないメニューをあえて記事にする
人気店は注目を浴びやすいですが、当然その分膨大な数のブログ記事や食べログのようなポータルサイトの口コミが存在します。
そこに真っ向勝負で「渋谷のラーメン○○店のとんこつラーメンがおいしい」なんて記事をアップしようものなら、検索結果を順番に見て行ってもいつまでたっても自分の記事を見つけることは難しいでしょう。
私の場合、人気店の人気メニューばかり食べていたため、アクセス数につながらなかったと思われます。
そういった場合、着眼点を変える必要があります。
例えば、人気店だけどみんなが口コミ投稿していないメニューについて記事を書くのがおすすめです。
たいていグルメ記事のタイトルは「地域 店名 料理名」などのワードが入っている思います。
王道をいっても他のたくさんの人も記事にしているのであまり面白くありません。
こういった場合、人気店なのにあまり食べられていないメニューについて書くのもいいです。
Googleアドセンスは収益源として必須
Googleアドセンスは無料登録することができ、自分のブログサイトの審査がおりて広告掲載の設定をすると、Googleが自動で広告を出してくれるサービスです。
収益発生の仕組みはクリック報酬型で、広告が1クリックされたら10円とか、100円とかがブログ運営者のもとに入るのです。
注意が必要なのが、オジサンが使っていたような無料のブログサービスではアドセンスの審査がおりないことです。
アドセンスから収益を得たいなら、自分で独自ドメインを取得して、レンタルサーバーを用意して、ワードプレスなどのブログサイトを作る必要があるのです。
今ではドメイン、レンタルサーバー、ワードプレスをセットで提供しているところもあるため、ワンストップでブログを準備することでしょう。
私の使っているレンタルサーバーはGMOが運営するロリポップで、レンタルサーバーの契約とドメイン取得とワードプレスの利用がここひとつでできるようになっているのでおすすめです。

あとはオジサンに見倣って書き続けるのみ
オジサンが知名度の低い無料ブログサービスかつ文字数の少ないブログで100万PVを達成しているのは、ひとえに継続力のおかげです。
文字数ばかりを気にして二週間に1回アップした私より、文字数が極端に少なくてもほぼ毎日更新したオジサンのほうがはるかに結果をだしていました。
この事例からもわかるように、まずは内容はさておき、更新を途絶えさせないよう積み重ねていくことが重要です。
ちなみにオジサンには「こんなにアクセスあるのにもったいないですよ」って教えてあげたら興味ないって言われましたw
私も余裕ができたら地域限定かつ料理ジャンル限定の新ブログをやってみようかなと画策中です。
食べ歩き好きな人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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