こんばんは、ブルです。
空港が好き―
大きな荷物を携えた人たちの群れがせわしなく行き交い、国際色豊かで賑やかですよね。
一言でいうと空港は活気に満ち溢れています。
そんな空港が好きな私が大嫌いなのが飛行機なんですよね。
乗り物は電車、自転車、車、バイク、船とどれも好きなのですが、飛行機だけがどうにもこうにも苦手で本当に困っています。
まあそんなに乗る機会があるわけではないのですが。
「しかしなんでまた飛行機だけ?」と思われるかもしれませんが、理由は単純です。
落ちた時のことを想像してしまうのと、落ちたらほぼ助からないことを過去の事例から知っているからです。
落ちたらほぼほぼ助からないことは皆知っていると思いますが、今回注目していただきたいのは前者の落ちた時のことを想像してしまうという点です。
飛行機への恐怖はHSPの特性が関係
飛行機が落ちるのが怖いと思ったことがない人はいないでしょう。
しかし恐怖でパニックになりそうになるところまでいく人はそうはいないはずです。
でも、感受性が高く、繊細で敏感なHSPであれば、些細なことから想像が膨らみ、深読みしすぎて恐怖がどんどん募っていくのです。
HSPが飛行機が怖い!と思う瞬間
私が飛行機が怖いと思う瞬間をいくつか挙げてみたいと思います。
離陸時
着陸時は恐怖からあと少しで解放されるのがわかっているのでそうでもないのですが、離陸は恐怖の始まりなので最悪な瞬間です。
自然の法則である重力に逆らって重いものが宙に浮くんです。
キュイーンという音と共に風切り音が強烈なGが背中にかかり、気を失いそうになります。
そりゃあ怖いのなんのって話ですよ。
目をつぶっていますが心眼は思いっきり開いて歯をくいしばっているような状況です。
CAさん:「快適な空の旅をお楽しみください。」←こっちからすれば地獄のフライトですわ。
やたら揺れる時
単純ですがこれが一番怖いです。
別にHSPじゃなかろうが怖いと思いますが、HSPからしたら発狂レベルです。
遺書を書いてくれば良かったとまで考えるほどで、生前お世話になった人たちの顔が走馬灯のようにかけめぐります。←生前ってまだ生きてるでしょw
昔ハワイに旅行に行った時の話ですが、帰りの便が2月下旬で春一番か春二番か忘れましたが、それとちょうどかぶったおかげでまあ揺れる揺れる!
心臓ばくばく、気を紛らわすためにスティッチの映画を見ていましたが、ストーリーも全く頭の中に入ってこず。
しかも余談ですがなぜかハワイ便は行きより帰りの航行時間が2、3時間くらい長いんですよね。
まさに「行きはよいよい帰りは恐い」状態でした。
キャビンアテンダントの顔が険しい時
いつもニコニコCAさん。
親切丁寧、そのほほ笑みに幾度救われたか。
HSPからするとこの恐怖体験を毎日クリアしなければならないCAという職業は地獄でしかありません。
でもたまにいるんですよね。飛行機が揺れ出した時に真顔だったり険しい表情でいつもより足早に機内を動いてたりすると「なんだなんだ何事だ!?」となるわけですよ。
CAさん!お願いですからいつもの笑顔でお願いします。
アナウンスに機長が登場した時
大抵アナウンスはCAさんが行うものと思ってますが、たまに機長が出てくることありますよね。
離陸したあとの自己紹介的なやつは慣れてるのでいいのですが、それ以外の揺れてる時なんかに機長の声が出てこようもんならこれ非常事態じゃ!?と思ってしまうわけです。
機長!お願いですから登場してこないでくださいw
急にエンジン音が静かになった時
離陸したあとでしょうか。上昇してある程度の高度に達してから、急にエンジン音が静かになりますよね。
これがまた怖い!
エンジン音が小さくなる=出力低下⇒下降が始まるのでは!?⇒急降下⇒墜落!?
エンジン!がんばれ。そしてCAさん!「巡行できる高度まで達したため、このあとエンジン音が少し小さくなりますが、何の心配もございませんのでご安心ください。」のアナウンスを先にくださいw
トイレを流す音や大きな物音
あれなんであんなうるさいんでしょうね。
ぶしゃあああああ!!ぶしゃああああ!!とまあトイレの流す音のでかいこと!
トイレに近い席に座った時は気になって気になってしようがありません。
あとは、周囲で物を落としたりとか大きな音がしたとき。
マジでびっくりするんでやめてください。
高所恐怖症じゃないのに飛行機が怖いならHSPかも
そんなビビりの私ですが、単なる高所恐怖症だからじゃないの?と思われるかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
なぜなら山登りもすれば絶叫マシーン大好き(落下系含む)、観覧車も余裕だからです。
タワテラ大好き、富士急ハイランド大好きですw(HSPの人で絶叫系苦手という人を多く見てきているのですが私はHSS型だから好きなのかもしれません。)
絶叫マシーンでも想像力を働かせれば怖いのでは?と思うかもしれませんがそこまで事故事例があるわけでもないのでそこまで気にはならないですね。
絶叫マシーンに地面から離れてるものなんてないですもんね。基本地上と繋がってますから安心感があるのでしょう。
私にとっての真の絶叫マシーンは飛行機ですね。
ですから、私のように高所恐怖症じゃない人が飛行機が極度に怖いという人がいれば、一概には言えませんがもしかしたらHSPなのかもしれません。
飛行機の恐怖心を紛らわせるためにできること
どんなに疲れていようが眠たかろうが、映画を見ていようが音楽を聴いていようが、恐怖心が上回るのが飛行機です。
上記からHSPの繊細具合を感じ取っていただけたかと思いますが、正直飛行機嫌いを克服するのは私は無理だと思っています。
そこで、完全ではないですが怖さを緩和するための方法を幾つか私なりに見出したので参考にしていただければ幸いです。
座席は窓際ではなくできるだけ中央に座る
窓際に座ると当然外が見えます。羽が動いたりするのも怖いですよね。
見えないようにシャットアウトすることもできますが、外の音も中央に座っているのと比べると若干大きく聞こえるかと思います。
また、中央に座ることで周りの人たちの会話や立てる物音に注意が行き多少の安心感がうまれます。
オフラインで再生可能な動画サービスを視聴する
フライト中はネット接続ができず、暇つぶしに困るという人もいますよね。
そういった方にはオフライン環境で楽しめる動画サービスがおすすめです。
ダウンロードが可能な動画サービスも今は増えてきているため、あらかじめ映画やアニメなどをノートパソコンなりスマートフォンなどにダウンロードしておき、いざ離陸した時に再生することで怖さを幾分かでも紛らわせることができるでしょう。
Amazonプライムお申し込みはこちらノイズキャンセリング機能があるイヤフォンを使用する
多少値は張りますが、騒音を打ち消してくれるNC機能を持ったイヤフォンで音楽を聴くと、外の音がほとんど聞こえなくなるためエンジン音の変化や周囲の立てる物音に敏感に反応せずにすみます。
ヘッドフォンであれば更に密閉度も高まるため、効果が期待できることでしょう。
ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンはANAかJALか忘れましたがファーストクラスに標準装備されているそうでその性能に注目が集まっています。
Amazonで商品を見る私もSONYのノイズキャンセリングイヤホンを愛用していて、フライトには欠かせないアイテムになっています。
シンプルに好きな音楽を聴くのでもいいのですが、おすすめは夢中になれる動画を楽しむことです。
音楽では聴覚しか支配できませんが、動画であれば視覚と聴覚を支配することができるため、より恐怖心を低減させることができるはずです。
注意点があるとすれば、ハラハラドキドキするような動画は逆効果になるので気をつけたほうがいいかもしれません。
私はAmazonプライムであらかじめ大量にダウンロードしておいた進撃の巨人を見ていたのですが、物語の内容と飛行機の恐怖の相乗効果になってしまい、最悪なフライトになってことがあります…(見たことのある方ならわかると思うのですが、あのアニメ、高い壁からぴょんぴょん飛び降りるじゃないですか、相性が悪すぎました…)
進撃の巨人も堪能できる
Amazonプライムお申し込みはこちら Amazonで商品を見るSONYノイズキャンセリングイヤホンのレビューについては下記の記事に書いていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
仕事をする
実はこの記事、飛行機の中でできた内容ですw
ひたすらこの怖さをスマホに打ちこんで記憶させました。体験しながらだと真に迫る記事がかけるというものです。
このように、機内でできる仕事を持っている人であれば、仕事モードに突入して恐怖を軽減、緩和できるかもしれません。
私は飛行機内で寝れない人なので今のところこの「仕事をする」が最強の恐怖対策ですね。
寝る
中央に座ろうがNC機能で音楽を聴こうが仕事をしようが避けては通れないのが「揺れ」です。
そしてこの揺れを感じなくするためには寝るしかありません。
ただ、怖いから寝れないという方も多いはず。
そこで、NC機能で音楽を聴く際眠りを導入するようなジャンルの音楽を聴くのもいいかもしれません。
また飛行機に乗る前日はできるだけ睡眠時間を短くして、眠たい状況をあらかじめ作り上げておくこともできます。
私は機内提供のアルコールを飲んで眠りにつこうと試してみしましたが、努力むなしく怖さで眠れませんでした。
飛行機の揺れの恐怖に対処する
「ノイズキャンセリングイヤフォン+アマプラ動画」があれば飛行機なんて怖くないだろうと思っていた私ですが、そんなことはありませんでした。
風切り音やエンジン音など、「音」は感じなくなったのですが、怖さの大半は「揺れ」からきているということがわかったのです。
一度海外に飛行機でいったとき、最悪なことに春一番で風が吹き荒れていて、飛行機も荒れ狂うようにがたついていて、あの時はもう人生終わったと思いました。
周りの乗客も怖い怖いとざわつき、小さな子も泣きわめくほどの状況でした。
でも、飛行機って大抵前もって予約しますから、乗る日の天気がどうなるかなんてわからないですよね。
そこで、風の強い日に飛行機に乗らなければならなくなったときに、私が編み出した究極の克服法をお教えしましょう。(人間、極限状態に置かれると、それに無理やり適応しようと大きな力が働くのだな、ということを実感したほどです。)
フライト中の筋トレで飛行機の揺れに対する恐怖を克服!
フライト中に筋トレ?は?と思われる方もいらっしゃることでしょう。
「ノイズキャンセリングイヤフォン+アマプラ動画」で視覚と聴覚を支配する、というお話をさせていただきましたが、では飛行機の揺れについては何を支配すればいいのでしょう。
そう、触覚です。
飛行機の揺れがどこから伝わるか考えてみてください。
それは、「もたれかかっているシート」と、「床」です。つまり、頭、背中、お尻、足という4つの接地面から揺れが伝わり、恐怖へと繋がっているわけです。
でも人間は宙に浮くことなんてできませんから、やれることは二つだけです。
- 背筋ピン!(シートに背中を預けない)
- 足を浮かす
上記を実行することで、接地面は座席とお尻だけになります。
4つの接地面(頭、背中、お尻、足)から3つを解き放つということは、単純に恐怖100%のうち75%も消えてくれる計算になります。
お尻に加重されるから変わらないのでは?と思われた方、実際にやってみてください。驚くほど揺れから解放されますから。
そしてこれがなぜ筋トレなのか?
飛行機のシートじゃなくていいので自分の家の椅子で試してみてください。めちゃくちゃきついですから。
背筋をピンと伸ばすくらいならどうってことないのですが、問題は足を浮かすことです。
背筋ピン+足浮かで腹筋崩壊です。
私も腹筋鍛えているわけではないので、コツとしては揺れてない時は背筋を伸ばすのみ⇒かすかに揺れてきたなと思ったら足も浮かす⇒落ち着いたら足をつく、の繰り返しです。
こうすることで、筋肉が必死になり、飛行機の恐怖と闘っていたはずが、自分との筋肉の闘いに変わっていることが実感できるでしょう。
はたから見たら変な人と思われてるはずですが、背に腹は代えられないというものです。
だって、怖いんですからしようがないじゃないですか。
飛行機怖い方には絶対に試していただきたい方法ですね。
飛行機降りる頃には腹筋と太もも筋も鍛えられて一石二鳥かもしれません。
まとめ
HSPであろうがなかろうが飛行機が苦手な方はいると思います。
そんな飛行機嫌いな方たちが少しでも苦手意識を緩和することができればと思って書かせていただきました。
ちなみに私は今まで飛行機内でまともに眠れたことがありません。
これも恐怖心が強く興奮状態となり、眠りを妨げているのではないかと思っています。
このままだと飛行機に乗るたびに寿命が減っていくような気がしてなりません。
とりあえず「ノイズキャンセリングイヤフォン+アマプラ動画+揺れ対策(背筋ピンと足浮かし)」があれば、かなり恐怖を落ち着かせることができますので、ぜひお試しくださいませ。
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