こんばんは、ブルです。
人の家から香ってくるお風呂の匂いってなんかいいですよね。
なんでだろう自分が風呂に入っている時はなんとも思わないのに、換気扇を通して沸き立ってくる「ひとんち」のお風呂の匂いがたまらなく癒されるのです。
シャンプーや石鹸、入浴剤の匂いが入り混じった各家庭オリジナルのミックスされた香りが漂う通り道、今日も一日お疲れ様でしたとほっこりする瞬間です。
恐らく自分が使っているシャンプーやボディーソープの香りはいつもと変わらず慣れているからでしょう。
新しいシャンプーやボディーソープを買ってはじめて使う時に少し似ているかもしれませんね。
そんな私は長風呂&温泉大好きなのですが、その風呂が実はHSPにとっては疲れる原因のひとつになっているのではないかとふと思い、今回こちらのテーマに沿って進めて行きたいと思います。
なぜHSPは風呂が疲れるのか
本来お風呂(入浴)は身体を休め、疲労回復やリフレッシュの効果があることは皆さんご存知のことでしょう。
HSPも当然同じ人間ですからその効果を得られることに違いはありません。
ではなぜ風呂が疲れるのか?理由を見ていきたいと思います。
繊細さ×思考の深さで脳が疲れる
風呂に入るという行為は毎日行うことであり、動作も体が覚えていますし、脳が疲れるとはとても思わないとお考えでしょうか。
常に繊細なHSPは、仕事が終わって帰宅したあと、今日あった嫌なことなどを引きずることはよくあります。
終わったことはしょうがないことですし、明日のことは明日考えれば済むことなのですが、繊細で気の小さいHSPはそうもいきません。
そこにHSP特有の思考の深さが加わり、今日あった嫌なことがずっとフラッシュバックしたり、それについて深く考え込んでしまうのです。
当然その嫌なことが継続するのであれば、明日の憂鬱についてどう対処していこう、どうすれば乗り切れられるだろうかと脳を働かせます。
つまり、頭は仕事で気が張っている状況とそんなに変わっていないのです。
そうなることで、体は休まっているのでしょうが、脳は消耗している状況を生み出します。
1人の時間が命取り
風呂は基本ひとりで入る方がほとんどでしょう。
HSPは1人の時間も大切と確かに言われていますが、消極的なことばかりを考えてしまう場合は、かえってそれが落ち込む原因にもなるということです。
髪や体を洗うという行為は脳が覚えているので、その時間中脳は使わないはずなのですが、逆にそのせいで不安なことが頭に浮かびやすい状況であるといえます。
ドライヤーで髪を乾かしたり、歯磨きをしたり、男性なら髭剃り、女性ならお化粧をしている時なども、そういう意味では状況が似ているかもしれません。
お風呂で不安にならないためにできる5つのこと
今までもそうだったように、風呂に入ることを今後避けて通ることはできません。
そんな当たり前のことに脳を消耗していると思うと損をしている気分になりますし、精神衛生上よろしくありません。
カラスの行水のように超短時間で風呂に入るということもできるかもしれませんが、長風呂の人や風呂で疲れを取りたいと考えている人のために、毎日のお風呂を快適に入るためにできることを挙げてみたいと思います。
音楽を流す
これは一番やっている人が多いかもしれませんね。
風呂場の中、もしくは脱衣所あたりから好きな音楽を流してみましょう。
私の場合普段好きで聴き慣れている曲よりも、懐メロなどをyoutubeで流したほうが思考の切り替えやすくなり、効果が大きかったです。
好きなラジオが流れる時間にお風呂の時間をあわせたりすることもありました。
今は時間を合わせなくてもスマホアプリやYouTubeなどで好きなラジオをいつでも聞けることでしょう。
スマートフォンやタブレットを持ち込む
最近は防水機能のスマホも増えてきて万一水没しても大丈夫なタフなものがあります。
防水機能がついていなくても、ジップロックみたいな防水の袋に入れてその上から操作ができるようになっているアイテムなんかも出ています。
ネットを使ったり、スマホで動画やテレビを見たりすることができるでしょう。
風呂場にテレビを設置なんてお金もかかるし簡単にできるものではありません。
そんな時におすすめなのがこちら!
マグネットです。
使い方はとっても簡単、お風呂場にくっつけたシンプルな磁石2個でスマホやタブレットを挟み込むだけ。
我が家で使うとこんな感じです。
スマホをバスタブの上に設置し、YouTubeを流していることが多いですね。
大きな画面で楽しみたいという方はiPadなどのタブレットも置くことが可能です。
動画サービスに加入していればいろんな映画やアニメ、ドラマが楽しめますから、毎日見るコンテンツに困るということはほぼないでしょう。
これを購入してからというもの、億劫だったお風呂場に抵抗を感じなくなりました。
お風呂に入る前に、今日はあの音楽を流そうとか、あの動画を見ようなど決めておくとスムーズです。
こちらの商品、キッチンで冷蔵庫にくっつけて料理のレシピや動画を表示させて使うなんてこともできるので何かと便利ですね。
バスルームをおしゃれにする
お風呂を日々掃除して清潔に保っておくことや、浴室内をおしゃれにすることでお風呂への抵抗を少なくすることができるでしょう。
ちなみに下記は私がお風呂場で使っているシャンプーボトルです。
裏側に強力なマグネットがついていて、まるで宙に浮いているかのように見えます。
シャンプーなどを置くラックを使うとすぐ汚れが溜まって掃除も大変ですが、これがあればラックも必要なくスッキリ見せることができますよね。
お風呂場の壁がマグネットがくっつかないタイプの場合は普通に下に置いてもおしゃれに見えます。
見づらいですが英語でシャンプー、コンディショナー、ボディーソープと書いてあり、私がブラック、妻がホワイトと使い分けをしています。
四角い詰め替え容器って意外とないんですが、こちらはかくかくしていてシンプルで高級感もあり気に入ってます。
詰め替えボトルは既にお気に入りのを持っている、でも壁に設置してスッキリ見せたいという人はマグネットタイプのシンプルなバスルームラックもおすすめです。
読書・勉強の時間にする
英語を勉強しているなら英会話を流したり、読書をすることも気を紛らわせる大きな助けになります。
私は過去風呂場で本をよく読んでいましたが、肩こりをほぐしたく風呂に入っているのにプラマイゼロになっているような気がして最近はあまりやっていません。
思考の深さをプラスへ転換
HSPの思考の深さを有効利用しない手はありません。
風呂で憂鬱な気持ちにならないために、風呂に入る前に「今日は風呂場で何を考えよう」と先にお題を決めることが重要です。
例えば私ならブログ記事のタイトルを先に決めておき、その中身をどのように仕上げていくか、ということに思考の深さを利用することで、よりよい執筆に繋がります。
特に風呂場で思いつくアイデアや記事の内容というのは鋭い洞察を含むものが多いため、今の私にはこれが一番あっているため、これだけを実践しています。
ただし、このやり方は脳が仕事モードになるため、結果疲れます。無理は禁物ですね。
まとめ
様々考えてきましたが、HSPの皆さんは風呂場でどう不安に対処しているでしょうか。
これらを実践することで、普段のとりとめのない思考の分散を防ぐことができ、より有意義な時間に変えていくことができるのです。
1日に入るお風呂の時間は短いかもしれません。
しかし、侮ってはいけません。
一回お風呂に入る時間が30分だとすれば、年間365日に直すと182時間にもなるということです。
これを憂鬱な時間でただ終わらせるのか、有効な時間に転じさせられるかはあなた次第です。
お風呂で知らず知らずのうちに消耗している方、できることから始めてみませんか?
コメント