こんばんは、ブルです。
私は本を読むことがあまり好きではありません。
これおもしろそう!役に立ちそう!と思って購入するのですが、読み通すことが苦手なんです。
積み重なった本のうち最後まで読めているのは1割2割といったところでしょうか。
HSS型HSPは本を完読するのが困難?
HSPという言葉を知る前から、「どうせ買っても読まない」というある意味自身の性格を理解していたこともあり、本自体そんなに持っていないんですよね。
本棚が必要ないくらいの本しかなく、さすがに30歳も過ぎてこの少なさはまずいだろうと思い、東京に出てきてからはがんばって本屋に足を運ぶことにしました。
本屋も苦手?膨大な本を前に立ち尽くす
自ら本屋に行ったというよりは、同じく上京していた私の幼馴染が本屋での立ち読み癖があって、それについていっていたといったレベルでした。
良く行っていたのは秋葉原のヨドバシカメラの7Fにある有隣堂というなかなか大きい本屋。
当然この本が欲しい!という明確な目的などなく、ただ漫然と広い本屋をウロウロして、たまにパラパラと立ち読みしてまたウロウロ、結局何も買わずに帰るという残念なやつになっていました。
それとは対照的に私の友人は同じコーナーから一歩も動かず、ひたすら同じ本を立ち読みし、必死に勉強しているようでした。
別に友人がおかしいわけではなく、本屋でそういう光景って当たり前のようによく見かけるのですが、私にとっては同じことをすることができないんですよね。
逆にそういう人たちを見て「この人たちすごい。こんなに周りに人がいる中で、しかも立ち読みで没頭できるなんて!」と思うわけです。
そう思っていると、目的もなく訪れた自分が情けなく、妙に浮いた存在に思えてくるんですよね。
一度は本に寄り添おうとがんばったのも束の間、また距離を置くことになったのです。
そして月日は流れ、結婚もしたのですが、そうするとショッピングモールへ買い物に出かけることも多くなりました。
妻が買い物している間、時間つぶしに本屋に行くことも。
今回も目的のない本あさりです。
自分の仕事に関係している本はゴロゴロと置いてあるわけですから、そういうのを一冊かいつまんで読めばすむものを、以前と相も変わらず漫然とウロウロしているだけなのです。
気づいたら「俺何やってんだろ?」と本屋の中心で呆然と立ち尽くしていることもありました。
そして家に帰ると疲れ切って眠り込むこともしばしば。
この記事を書いているのも本屋で疲れて帰って一眠りして起きた後に書いておりますw
HSS型の飽きっぽさとHSPの思考の深さが本を読む邪魔をする
なんでこんなに疲れるんだろうと思っていましたが、 自分がHSS型HSPであると自覚してからその理由がわかるようになりました。
そもそもHSS型の刺激追求はお出かけといったリアルな体験で満たされるので、お出かけして本を買うのは容易ですが、家で本を読むよりも出かける方の欲求が強いため読書が苦手なのでしょう。
HSS型の飽きっぽさとHSPの思考の深さが相まって、本を読んでいてもすぐに思いが別の方向にそれていくのです。
思いがそれたのを軌道修正するのも大変です。
「あれ、本どこまで読んだっけ?」とさかのぼってまた同じところを読む、この繰り返しのため、本を読むスピードが遅くなりますし、内容が前に進まないので面白くないと感じて読むのをやめてしまうのです。
目的がないのに本屋へ行くのは体力を消耗するだけ
前置きが長くなりましたが、言いたかったのはこれに尽きます。
ではなぜHSS型HSPが本屋に行くと疲れるのかいくつか理由をあげてみたいと思います。
- 好奇心旺盛により、本を幾つか下見しようとするも、膨大な数の本を前に圧倒されキャパオーバーになる
- 視覚の過敏により、本のタイトルが次々目に入ってきて頭の中で処理しきれなくなる
- 飽きっぽさにより、ひとつ本を手に取ってみても周囲の人が読んでいる本が気になったり、他にもっといい本があるのでは?と思うようになり注意散漫となる
- 人が多いのですれ違うだけで気を遣う
- 上記の理由により、何かしら本屋に行くことで得られるはずだった情報や知識が満足に得られず、自尊心を低下させる
HSS型HSPの方たち、いかがでしょうか?当てはまる項目はありましたか?
私の場合これらの理由がループして、本屋に長くいればいるほど体力を消耗しているということが最近になってようやっとわかったのです。
ただでさえ人の多いショッピングモールで消耗しているのに、更に本屋で自分を追い込んでいようとは思ってもいませんでした。
本屋に行くときは買うものを決めてから行くのがおすすめ
ある程度こういうのが欲しいという品定めをあらかじめしておくことで、不必要に時間をかけて本屋に滞在することもなくなります。
もしくはネットで先にこの本を買うっていうのを決めておいて、本屋についたらその本を探すのではなく、店員に出版社とタイトルを伝えて持ってきてもらうこともできるでしょう。
極論言えばネット通販で購入が煩わしさ皆無なんですけどねw
本をスムーズに最後まで読み通すためにできること
本を読むことをあきらめていた私ですが、読むことに強制力を働かせることで読書を習慣化させることができました。
読書の習慣化には具体的な目標を設定する
具体的な目標設定は習慣化に役立ちます。
私の場合は10日で1冊を目標に掲げました。
今までろくに本を読んできていなかった私がいきなり10日に1冊とか無理だろうと思いましたが、意外にやってみると読めるものです。
ちなみになぜ10日に1冊かというと、1日あたりの読むページ数が算出しやすいからです。
仮に300ページある本であれば、1日30ページ読めば10日後には読破できるわけです。
おすすめは、本に挟むしおりを2枚用意することです。
1枚は通常通り読み終わっているところに挟み、もう1枚を明日読まなければならないページに挟んでおくのです。
そうすることで、今日のノルマがわかりやすく、より目標達成しやすくなります。
本は読まないけどスマホをよく触っている人は電子書籍がおすすめ
本は読まないくせにスマホは延々と触ることのできる私、寝る直前まで見ていることがほとんどです。
本を読む時間がないと思っていた私ですが、持っているスマホを本に置き換えたら実質読書時間ってかなり取れると思うんですよね。
でも本はポケットに入らないし暗いところじゃ読めないし…
やはりバックライトのおかげで暗がりでも見えるというのがスマホの強みでしょう。
そのようなスマホヘビーユーザーには電子書籍がおすすめです。
寝る前はもちろんのこと、外出先でも少し時間があいた時にすぐ読むことができるでしょう。
私も電子書籍を購入するようになってから読書習慣を身に付けることができるようになりました。
寝る前はバックライトを暗めに設定しておくと、目も疲れにくいですし、意外にも眠りを誘発してくれるので夜寝れないという人は試してみていただきですね。
電子書籍といえばkindleが鉄板ですかね。
Amazonで商品を見る本のサブスク(月額サービス)を利用する
Amazonのkindleunlimited(キンドルアンリミテッド)は月額980円(税込)で200万冊以上の本が読み放題のサービスで、使っているスマホで手軽に利用することができるのが強みです。
1,000円の本を2冊読んだだけで元が取れるというお得さもありますし、逆に読まなければ1,000円損するという思いから、月に2冊は絶対に読もう!という意識になり、結果として読書の習慣化が身に着くかもしれません。
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それでもダメなら本を「耳」で読む
オーディオブックというサービスをご存知でしょうか。
声優さんやプロのナレーターが市販の本を読み上げてくれ、聴く本と呼ばれています。
活字だとなかなか読めないという人も、オーディオブックなら流し聞きをすることができるため、通勤中や家事をしている時にも手軽に本を聞くことが可能です。
プロが読み上げるのでめちゃくちゃ心地よくて魅力的ですね。
男性女性選べるようになっていれば最高なんですけどね。
まとめ
HSPは自身がどこで消耗しているか気づけていないケースが多いです。
今回の本屋の件に関しても最近自己分析してわかったことですから。
こんなマニアックな記事がかけるのもHSS型ならではといったところでしょうか。
共感いただける方が少ないのが寂しいところです。
ただ、その少数派のためにもHSPが疲れるシチュエーションを知っておいて対処法を考えるだけで随分と楽になるのは間違いないでしょう。
HSPの皆さん、こういう状況はしんどい。というケースがあればコメントいただければ考察してみたいと思います。
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