こんばんは、ブルです。
私は猫を飼ってもうすぐ3年になるのですが、毎日そのかわいい姿に癒されています。
HSPを自覚している私はその繊細な気質ゆえに、仕事にいこうが休日にお出かけしようが家に帰った時にはもうくたくたです。
そんな時に玄関まで出迎えてくれる猫というのは最高の癒しです。
今回は、HSPの私が猫を飼ってよかった点について写真も交えながらお伝えしたいと思います。
HSPと瓜二つの繊細さに親近感がわく

猫というのは大変臆病な生き物で、アンテナを周囲に張り巡らして警戒心も強いです。
かわいいから撫でたいと思って野良猫に近寄っていってもだいたい逃げられますよね。
猫は人間より何倍も耳がいいといわれていますが、ほんの些細な物音にもきづき、とっさに反応します。
うちの猫は、ご飯を食べている時、水を飲んでいる時、トイレをしている時などに近寄ると、迷惑そうに逃げていきます。
「邪魔して悪かったねー」と離れると、またすぐにご飯を食べに行ったりします。
そんな猫の姿が、特定の音に聴覚過敏になっている時や、他人に集中力を途切れさせられた時の自分とよく似ていると感じ、よけいに愛おしくなるのです。
妻がクローゼットの扉を思いっきりバタンと閉めた時に私と猫が同時にびくっとなるのには笑いました。
猫は特にHSS型HSPに似ている

猫は繊細に加えて、好奇心と冒険心に満ち溢れています。
気になるものには目をまんまるにして対象に近づきはしますが、あくまでのそのそと慎重に、警戒しながらです。
HSSも刺激追求型ですからフットワークの軽さが顕著ですが、警戒心は常に持ち合わせています。
繊細だけど、繊細さを補って余りある好奇心。
まるで自分を見ているかのようです。
家での退屈を嫌うHSS型HSPにとって、家に猫がいることはほどよい刺激になりましたね。
やる気スイッチを入れてくれる

HSPは疲れやすいので、朝なかなか起きれなかったり、家に帰るとすぐ横になったりぐったりしていることが多いと思います。
そんな時は体を休ませることも大事ですが、ついつい休憩しすぎたり、無駄にテレビやスマホを見る時間になってしまったり長引くこともしばしばです。
心の中では「あれしてこれして」とやらないといけないことはわかってるんですが、まるで何かに縛りつけられているかの如く動けない時ってありますよね。
でもそんな時でも猫がいるとご飯や水をあげたり、トイレの掃除をしたり、遊んであげたりと世話が必要です。
こちらが世話をしないと近くにきて時にニャアニャアと鳴いて意思表示をします。
こういう時はたいていお腹が空いたか、遊んでほしいか、トイレをきれいにしてほしいという訴えかけなのですが、あまりにも私が動かない時は猫パンチから始まり、馬乗りになってくることもあります。
そうなると猫の要望を満たしてあげようと、重たかった腰をあげることができます
そしてその動いた体のまま、家事をしたり勉強や仕事へと行動を移すことができるのです。
つまり、猫が行動の起爆剤になってくれました。
猫が自分のやる気スイッチを押してくれるので、自分の強い意志で動いたというより猫に助けられている形になります。
HSS型HSPゆえに外でのフットワークは軽い私ですが、基本家ではぐったりして完全オフになっているのですが、猫がいるようになって自宅内での動きもよくなりました。
ほどよい距離感で疲れすぎない
猫は干渉されたくない時と遊んでほしい時がわかりやすい動物です。
それに猫の一日の睡眠時間は12~16時間と言われており、休んでいる時間も長いです。
基本的には自由気ままな猫ですから、無理にかまったり遊んであげる必要もないでしょう。
こちらから積極的にかまいにいくよりは、猫が寄って来た時に遊んであげるという受け身のスタイルでいいため、毎日散歩が必要なワンちゃんよりも世話が楽で、体力的な面でHSP向けといえるでしょう。
HSPのネガティブ思考を紛らわせてくれる

私は一人暮らし歴が過去5年ほどあったのですが、一人で家にいるとどうしてもマイナス思考になり、鬱々とした気分で過ごすことがほとんどでした。
仕事のことや人間関係のことで思い悩み、自宅にいるのに気が休まらないという状態であることもしばしばでした。
しかし、猫が家にいることで一緒に遊んであげたり愛でる時間を取ることで、「ここは家なんだ、ゆっくりしていいんだ」と認識でき、オフモードになることができました。
HSPは消耗が激しいので一人になる時間、休む時間は確かに必要なのですが、一人でいると負の考え方でどんどん落ちて行ってしまう人もいます。
かといって他人と一緒に生活するのは嫌、という人もいるでしょう。
人と住むのは嫌だしあくまで一人暮らしはしたい、けど寂しくなる時もあるという人には猫はおすすめです。
まとめ
猫は最高の癒しですが、生き物ですから世話が絶対に必要です。
1人暮らしであまりにも家にいる時間が短い人や、面倒を見る自信がないという人にはおすすめできません。
大事な家族の一員として迎え入れるという気構えのもと、責任を持って飼うようにしましょう。
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