こんばんは、ブルです。
うちには1歳の男の子がいるのですが、子育てというのは本当に大変ですよね。
自己防衛意識が高く、危険察知能力も高いと思われるHSPだと、自分のことだけでも精一杯だと思うのですが、そこに自分の分身ともいえる子どもが生まれると、尚のこと気が張るのではないでしょうか。
HSPの敏感なアンテナは子どもを救う?
以下は私の家庭で食事の際、日常的によく見られる光景です。
・非HSPの妻がご飯を食べさせる場合
1歳ということでご飯に集中できず、手の届く範囲にあるものを手当たり次第に掴もうとする赤ちゃん。
抱っこして食べさせたとしても、近くに食器やグラスがあると触ろうとします。
なるべく動かないよう抱っこして食事をあげているのですが、母親の視線はテレビにくぎ付け。
赤ちゃんの手が届くところに食器があるため、みそ汁やコップをひっくり返されることがあり、その時は妻も反省しますが、また同じことを繰り返します。
・HSPの私が子どもにご飯を食べさせる場合
想定される事態が常に頭の中を駆け巡っているため、子どもを抱っこして食べさせている場合はテレビの内容も入ってきません。
かつ手の届かない範囲にお皿やコップを遠ざけるので、粗相を未然に防ぐことができます。
上記の事例だと、妻が単に注意力散漫なだけ、私が神経質なだけと言われたらそれまでかもしれません。
しかし、皿をひっくり返すくらいならかわいいことなのかもしれませんが、よく見ていないと取り返しのつかないことになることだってあるのです。
ただ、子どもも失敗や痛い思いをして学ぶことも多いでしょうから、うちの場合バランス的にはこれぐらいがちょうどいいのかもしれませんが…
目を離した隙が一番危ない
このように、普通の人より立っているアンテナの数が多いHSPは、周囲の動きや音に敏感で些細な変化に気がつきやすかったりします。
特に不安なことに対しては余計に敏感なため、何をしでかすかわからない赤ちゃんには常に神経が集中させられます。
プラスティックの棒やペンといった先の尖ったものを好んで持っていたり、おもちゃをくわえて歩き回っていたり、角が鋭い家具などの近くにいるだけでものすごく不安になります。(角あてをつけても引きはがすので厄介)
ちょっと目を離した隙に、転んでケガをした、玄関やベランダに出ていた、下に落ちている何かを食べていたというようなことはよくあるこです。
赤ちゃんのギャン泣きがつらすぎる
育児でとりわけ大変さを感じるのは、赤ちゃんが大きな声で泣きわめく「ぎゃん泣き」している時でしょう。
家で大泣きされるとご近所さんから児童虐待を疑われていないか心配になりますし、外で泣かれると周囲の冷ややかな視線が気になって仕方ありません。
HSPだと余計につらくなる瞬間ともいえます。
家でのギャン泣き対処法
家でギャン泣きした場合、私は下記を試すようにしています。
- 抱っこして家の中やベランダを歩き回る
- 外に出れる時間帯であれば抱っこ紐やベビーカーで連れ出す、もしくは自分の足で歩かせる
- YouTube等で赤ちゃん向けの動画チャンネルを視聴させる
- お風呂がまだの場合お風呂に入れる
- 赤ちゃん向けのおやつ・ジュースを向ける
この中でもうちの子どもが一番効果的なのはYouTube動画を見せることでした。
アンパンマンのアニメ動画はYouTubeでほぼ見ることができないため、やっぱりアンパンマンが一番!という方はサブスクの動画サービスがおすすめです。
私が効果を実感したおすすめのYouTubeは、BabyBusというチャンネルです。
絵もかわいらしく、ぴたっと泣き止むことが多いです。
画面にくぎ付けになってくれるため、その間家事に専念することも可能です。
しかし、YouTube視聴にパソコンやスマホを使っている場合、赤ちゃんが機器を触ってすぐ画面が切り替わったりしてけっきょく親の方もイライラしてしまうという経験はおありではないでしょうか?
そんな方におすすめなのがGoogle社が出しているChromecast(クロームキャスト)といわれる機器になります。
このクロームキャストをテレビにつなげば、手持ちのスマートフォンからYouTubeを流した際、わずか2タップでテレビ画面にユーチューブを流すことが可能になります。
接続は、HDMIケーブルと電源プラグがついており、テレビのHDMI端子がひとつとコンセントがひとつあればOKです。
しかもクロームキャストを使ってYouTubeをテレビ画面で流す場合、うっとうしい広告が流れません。
また、バックグラウンド再生となり、YouTube再生中でも自由にスマホを操作することが可能です。
これであれば子どもをテレビ画面に引きつけておきながら、家事をしたり、好きにスマホを触ることができるので大変便利です。
※私がiPhoneにて操作した場合の感想となります。
外でのギャン泣き対処法
人がたくさんいるスーパーや飲食店など外で泣かれた時はたまったものではありませんよね。
そんな時におすすめなのはおやつもしくはジュースが効果的です。
スーパーでの買い物など短時間でその場を離れられるという場合は特に有効でしょう。
ジュースは糖分が多いものもあるため、あらかじめ水で薄めたものを別の容器に移し替えて持って出るなど工夫されることをおすすめします。
飲食店の場合であれば、子どものご飯を一気にあげてしまうのではなく、大人たちの食事スペースに合わせて少しずつあげることで泣くのを防ぐことができます。
また、我が子の場合ギャン泣きの時はベビーカーやスーパーなどのカートよりも抱っこ紐にして歩き回るほうが効果がありました。
不安や想定される危機は家族で共有する
しかし、いくらアンテナを多く張っているHSPといえど人間ですから、ずっと目を離さずに子どもを見張っているというのも不可能ですよね。
そこは夫婦や家族と協力をしていくことが求められます。
HSPから湧き出てくる不安や想定される危機を日々アウトプットする癖をつけ、家族や配偶者にしっかりと伝えることで、子どもの身の安全を守ることができるでしょう。
ブルージーライフでは、弱点と捉えられがちなHSPの繊細さを活かすことができないか、これからも発信していきたいと思います。
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