4月から年度が変わり、小学校入学を控えた親御さんの悩みは、子どもの「登下校」ではないでしょうか?
保育園や幼稚園では親や園側が送迎し安全が確保されているものの、小学校に入学してからは基本的に自分の足で登下校することになる子どもたちがほとんどです。
私の子どもが通うことになる小学校では登下校の車での送り迎えが禁止されていて、かつ集団登校というものがないため、誰かのサポートがなければ小学一年生から一人で登下校することになります。
小さな子どもひとりで買い物に行く、「はじめてのおつかい」というテレビ番組が昔からありますが、自分の子どもがその状況に置かれるとなると、不安は募るばかり。
私の子どもは「ADHD(注意欠如多動症)」なので、落ち着きのなさや衝動的な行動がより顕著に見られ、今後小学校に入学した際の登下校について更に大きな不安を抱えています。
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小学校の登下校に潜む危険
小学生の登下校には大人では考えられないような危険がたくさんあります。
交通事故
全年齢と比べて、7歳の事故が飛びぬけて多いことはご存知でしょうか?
下記は警視庁の出している令和元年~令和5年の5年間のデータになります。

「7歳児の歩行中」の事故が最も多く、その原因は子ども側の交通違反(飛び出し・横断歩道以外を渡る・信号無視等)が影響していることがわかります。
7歳というと小学1年生であり、親の目が届かない状況に置かれたり、初めての夏休みで一人で友達の家に遊びにいくことも考えられます。
小学校への登校については、一緒に登校するお友達がいるから大丈夫、という考え方は安易です。
逆にお友達が一緒にいるからこそ、「じゃれ合いがすぎる」こともあり、例えば走って追いかけっこをして、横断歩道のないところや信号が赤の状態で道路を横断してしまうということも十分に考えられます。
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不審者の存在
ネットニュースを見ていると、地元の地域を含めた周辺地域での不審者情報が毎日のように流れてきます。
下記のような内容をよく見かけます。
- しつこく声をかけられた
- 体を触られた・叩かれた
- お菓子やおもちゃで気を引いて連れていかれそうになった
- 家まで送っていってあげるなどと言って車に乗るようにいわれた
大人が同じような状況に遭遇しても驚いて冷静さを欠くかもしれませんが、一人で行動するようになったばかりの子どもであればなおのこと対処が難しいのではないでしょうか。
子どもは無邪気で人を疑うことを知りません。
相手が好意を持って言葉巧みに接してきたのあれば、疑う余地もなく相手のいうことを信じてしまうため、対策は重要といえます。
迷子
子どもは記憶力がいいため、家から目的地までの道順などすぐに覚えており、感心させられることがよくあります。
しかし、子どもはとにかく好奇心旺盛です。
自分が気になるものを見つけたら、覚えているルートを簡単にそれますし、気が付いたら迷子になっていた、というケースもしばしばあります。
迷子になった子どもはパニックに陥り、泣いてしまったり、道がわからないがために更に自宅から遠ざかってしまうこともあるでしょう。
私の子どもはADHDのため余計にかもしれませんが、公園で遊んでいても少しでも目を離したら遠くまで走っていって迷子になったり、知らないお友達についていっていなくなることがよくあります。
小学生の子どもの交通安全と身の安全を守る具体的な対策

登下校でいつもお友達が一緒とは限りませんし、集団登校であってもグループと別れて短時間の間一人になることもあるかもしれません。
そのため、一人になることを想定して対策することが重要です。
事前に備えをすることで少しでも安全な登下校ができるように、具体的な対策について紹介します。
不審者対策
とにかく一人の状況を避けることが助けになります。
集団登校のない小学校の場合、一緒に登下校可能なお友達を見つけることが一番効果的かつ効率的でしょう。
私はマンションに住んでいますが、朝8時くらいにエントランスにいくと小学生の子どもたちであふれているため、小学生にあがるタイミングで一緒に登下校をお願いしようと考えています。
行きの時間は同じでも、学年が違うと帰りの時間が異なる場合があり、一緒に帰れるとは限らないため、同じ学年のお友達を早めに見つけたり、複数人お友達がいれば安心かもしれません。
実際に不審者に声をかけられた場合の対応策
元気な大きい声であいさつすることで、自分の存在を周囲に知らせたり、相手の行動を制止しやすくなります。
それでも執拗に声をかけて誘ってきたり、身体を触られたり強引に連れていかれそうになった場合は、迷わず防犯ブザーを鳴らすか、大きな声で「助けて!」と周囲に助けを求めることができるでしょう。
防犯ブザーは100均でも購入できるため、手軽な対策ですが、人気(ひとけ)のない場所では効果的とはいえません。
万全に対策したい方は、通話機能やGPS機能がついた見守りグッズを持たせることを検討されることをおすすめいたします。
TOYOTAが開発した通話機能も備えた子ども用見守りグッズ
あの大手自動車メーカーTOYOTAが提供する子どもの見守り端末「SayuU」では、GPSや防犯ブザーといった基本的な機能に加え、通話機能までついています。
そのため、知らない人から話しかけられた時点で、「お母さん(またはお父さん、おじいちゃん、おばあちゃん)に電話するね」といって通話機能のついた端末で電話をかけることができるでしょう。
見守る側はGPSで居場所がすぐにわかるため、「○○ちゃん、今○○にいるのね。今から迎え行くね。」というと、相手はそれ以上かまうことをあきらめる可能性が高いです。
そのような余裕がない場合は、防犯ブザーを鳴らすことで、強制的に周囲の音を見守る側に通知することができるため、どのような状況にいるのかが判断しやすくなります。
腕時計スタイルで装着することが可能で、費用は本体価格 16,500円(税込)と、サービス利用&通信費(定額)月々1,210円(税込)。
固定費はかかりますが、子どもの命・安全に特化した機器と考えると、リーズナブルな価格設定になっています。
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交通事故対策
小学生の事故のニュースは後を絶たず、自分の子どもが事故に遭わないためにもしっかり事前に対策しておくことが必要です。
小学校入学までに自宅から学校までのルートと注意ポイントを完全に覚えさせる
仕事や保育園・幼稚園の休みを利用して、学校まで一緒にいき、気をつけるべきポイントを口酸っぱく何度も繰り返し伝えることです。
子どもは何度注意しても同じ間違いをしますが、何度も注意することで覚えてくれます。
子どもは背が低いため、交差点を中心に、保護者も子どもと目線の位置をあわせ、危険なポイントがないかを確認します。
最初は親が先導し、子どもがルートを覚えたら子どもに前を歩いてもらい、少し後ろから見守るといいでしょう。
注意ポイントに差し掛かった時に、「ここは何に気をつける?」などと質問し、注意喚起を繰り返すことで、いつしか子どものほうから「ここは左右確認だよね」といってきてくれるようになるはずです。
うまくできた時に必ず褒めることで行動が定着しやすくなるため、褒めることを忘れないようにしましょう。
雨の日の登下校に要注意
特に雨の日は要注意です。
傘をさしたり、長靴を履いたりといつも状況が異なり、空も暗いため注意が必要です。
ただでさえ背の低い子どもですが、傘をさすと更に視界が狭まる上、長靴で水たまりを追いかけがちです。
私の子どもも水たまりを狙って歩くあまり、前方がまったく見えておらず、車道の真ん中に行ってしまうことがよくあります。
そのため、事前の登下校練習は雨の日を狙っていかれることもおすすめします。
お友達と登下校する場合の注意点
一緒に登校するお友達がいる場合こそ、じゃれ合いが起きるため注意が必要です。
お友達とのやり取りで感情的になったり、喧嘩になってしまったりと、テンションがあがると子どもは衝動的に走ったりして動きがちです。
そうなると、気をつけなければならないポイントをスルーしてしまったり、基本的なルール(信号赤での横断や、横断歩道外の横断等)まで守れない時が出てくるかもしれません。
上記のような場合、いくら事前に登下校の練習を行っていたとしても、目の前にいるお友達のほうがどうしても優先されることでしょう。
小学校入学から夏休み明けまでが要注意
記事の冒頭で、全年齢を通して7歳の事故が圧倒的に多いことについて触れましたが、時期について深堀すると、小学校入学から夏休み明けまでの事故が占める割合が大きいこともわかりました。
入学当時は慣れない登下校があり、初めての夏休みでは自由時間が増える上にひとりで遊びに出かけることも増え、夏休み明けは休みボケで再度登下校が不安定になるからだと思われます。
見守りグッズで交通事故をダイレクトに抑止も可能
交通事故事例としてよく聞くのが、転がったボールを追いかけて車道に飛び出し、車と衝突するケースです。
子どもとしては手から離れてしまったボールを取ることに必死で周りが見えておらず、気づいた時には目の前に車が来て事故が起きてしまうのです。
上記でも紹介したTOYOTA開発の見守りグッズ「SayuU」では、左右確認を怠ったり、走ったり、ルートをそれた道を通った場合、それぞれ検知を行い、保護者に知らせる通知機能を有しています。
そのため、あとで行動履歴を振りかえって次に活かすこともできれば、検知に気づいた保護者が子どもにメッセージや通話を行うことで、子どもがすぐにそれに気づき、交通安全意識を取り戻すことができるでしょう。
アームバンド型ケースが付属していて、マジックテープで止めることで腕時計スタイルで装着することもできるため、落下や紛失も防げます。
私は小学校入学前の3月に機器を用意し、夏休み明けの9月末ごろまで利用しようかと検討しています。
例えば、「SayuU」を小学校入学前の3月に導入して、9月末(夏休み明けから1ヶ月使用)まで使用した場合、トータルで7ヶ月利用となりますが、機器の導入費用と月々の固定費のトータルで25,000円以下でおさめることができます。
もう必要ないなと思ったタイミングでいつでも解約できる(契約期間の縛りがない)のもありがたいですね。
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迷子対策
子どもが登下校時にいつもと違う道を通ったり、休みの日に友達の家に行こうとして迷子になるケースが挙げられます。
友達のおうちにいく場合は、事前に保護者が友達の家を把握するように努めることができます。
迷子でパニックになったりと緊急時では、例えば東京では「こども110番の家」のステッカーが玄関先に貼っている家を訪ね、助けを求めることもできるでしょう。
そんな余裕がない場合は、やはりすぐに保護者と連絡が取れる端末を所持していると安心です。
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KDDIが提供する子ども用見守りグッズ「あんしんウォッチャー」
auでおなじみのKDDIが提供するあんしんウォッチャーは「2025年オリコン顧客満足度調査子ども見守りGPS総合第1位」を2年連続獲得しており、高精度で現在地や移動履歴がわかる端末になっています。
先に紹介したTOYOTAの「SayuU」ほどの機能は備わっていないものの、費用が安価なためコストパフォーマンスを重視したい方にはおすすめのアイテム。
家族で出かけている時、目を離した隙にいなくなったりする場合は、GPS機能がついたあんしんウォッチャーを携帯させることで、すぐに自分もその場所に向こうことができるでしょう。
進化する子ども用見守り端末を有効活用する
子どもにとって外の世界は未知の領域であり、少しでもいつもと違う場面に遭遇した場合、うまく対処することは難しいです。
事前の準備だけでは不十分になることもあるため、いざ、もしもという時のために、子どもの命を守るために見守りグッズ、見守り端末といった最先端のIT機器を有効活用することは賢明な判断といえるでしょう。
子どもの大事な命に比べたら、機器の購入費や月々1,000円程度の維持費は良心的です。
可能であれば、双方向でやり取り可能な機能を持ち合わせた端末を持たせましょう。
いざという時に会話ができるかどうかで、保護者の取るべき行動の判断がつくからです。
私のADHDの子どもも、まだ入学は先の話ですが、入学にあわせてTOYOYAのSayuUをもたせる予定です。
このようなIT端末はシステムのアップデートが可能なことから、機能の進化にも期待できます。
いくら自動車の性能が進化しても、事故はなくなりません。
自分の身は自分で守っていかなければならないのです。
「備えあれば患いなし」といいますが、無策で後悔して嘆くよりも最善を尽くして子どもの安全を守りたいものです。
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