こんばんは、ブルです。
朝起きるとまず目にするのがニュース番組、という人も多いのではないでしょうか。
私も以前はテレビをアラーム替わりに使っており、毎朝7時前に自動的にテレビがついて目覚めるというのが習慣になっていました。
そして7時の時間帯といえばだいたいどこのチャンネルもニュース番組ばかりでしょう。
朝ニュースを見るというごく自然な一日のスタートが、実は特定の人にとっては精神的に疲れるものになってしまっていることがあるのです。
HSPは悪いニュースが胸に突き刺さる
とりわけ繊細な人たちとして知られているHSPにとっては、ニュースが疲れる原因のひとつになるのです。
HSPの私の体感上では、体力・精神ゲージが朝の段階で100%だったとしたら、そのうち20%がニュースを見る・聴くことで消耗されているといった状態です。
なぜHSPはニュースで落ち込むか
HSPは繊細で気が小さく、とても気を遣うため、良くも悪くも周囲で起こる事柄や取り巻く人間たちに影響されやすいです。
感受性・共感力の高さ
その共感力の高さから、周りにいる人が笑っていればこちらも笑顔になりますし、逆に周囲がぎすぎすしていた空気だったり、怒っている人がいればこちらにも緊張感が走り、動揺してそわそわしてしまいます。
人の悪意を敏感に感じ取りやすかったり、相手にとっては他意のない何気なく発せられる言葉にひどく傷ついたりすることもあります。
そんなHSPですから、良いニュースであればプラスに作用するのですが、当然悪いニュースだと、まるで胸に突き刺さるかのようにショックを受けるのです。
思考の深さ
また、HSPは思考が深いともいわれており、ニュースをただ事実として受け止めるだけでなく、そこから更に想像力を働かせたり、自分の身に置き換えて考えてしまうのです。
例えば悲惨な殺人事件が起こったとしましょう。
恐ろしいと思うのは当たり前として、同時に被害者の痛み、遺族の悲しみ、苦しみにまで思いをはせて、こちらまで精神的に落ち込んでしまうのです。
私が特に辛いと感じるニュースは、世界で起こっている戦争やテロ、病気に苦しむ人たち、泣き叫ぶ人たちの姿などを見るとひどく疲れ、メンタルがやられます。
世界中の悲しみを真に受けているという感じです。
悪いニュースは徹底的に排除する
朝のニュースを見ていて、良いニュースと悪いニュース、どちらが流れている時間が長いか考えた時に、圧倒的に悪いニュースのほうが多いのではないでしょうか。
それらを避けることで、不安な気持ちになることなく、精神衛生を良好に保つことができます。
朝のニュースは避けたい
朝起きたらまずテレビをつけるという方が多いと思いますが、私はこれはおすすめしません。
朝というのは体が回復していて一番良い状態にあります。
脳も同じで朝はよく頭が働きます。(睡眠不足だと逆ですが)
そんな最良の状態で朝いち耳にするのがテロ、戦争・紛争、殺人事件、死亡事故、有名人が病気で亡くなったなどという内容のものであればどうでしょう。
朝に活発な脳は、刺激の強いニュースでもろにダメージを受けることでしょう。
夜のニュースも避ける
ニュースは朝だけに限りません。
朝起きて目にするのがニュースであれば、寝る前に見るのが23時くらいからのニュース番組という人もいるでしょう。
朝やっていた凄惨な事件のニュースがおさらいのように流れ、背景や進展があったかについて語られます。
次の日の朝、また新たな悲惨な事件が当たり前のように流れてくる、この繰り返しです。
そこに生産性はなく、プラスになる要素は全く見当たりません。
ネットニュースは記事を選んで読む
なにも家にいる時だけニュースに触れるという時代ではもうなくなりました。
肌身離さず持っているスマートフォンには、ニュースアプリがいくつも入っているという人もいるでしょう。
クーポン目当てで落としたアプリから悪いニュースの通知があったり、気づいたら悪いニュースが目に入ってついつい見てしまうという人もいるのではないでしょうか。
記事のタイトルで良いニュースか悪いニュースかの判断はつくでしょうから、悪いニュースは極力避けるようにしましょう。
HSS型HSPは特に注意!
HSPの中でも少数存在するといわれているHSS型HSPは、悪いニュースを見たらツラくなるのがわかっていても、その好奇心の強さからどうしても見てしまうという人もいるかもしれません。
悪いニュースを見るのがやめられないという人は、テレビをつけない、ニュースアプリをアンインストールするなどちょっと強引な手段が必要になるでしょう。
ちなみに私はHSS型と認識しており、ついつい悪いニュースのほうばかりに目がいってしまいます。
そのため、ニュースアプリは通知をオフにして極力見ないようにしています。
まとめ
完全にニュースをシャットアウトしてしまうと、世の中の流れがわからなかったり、周囲との会話についていけず仕事や人間関係で支障が出ることもあるかもしれません。
そういう場合は、例えばニュース番組は夜だけ見るとか、ネットニュースで明るい話題だけを開いて見るとか工夫が必要でしょう。
テレビだと垂れ流しなのでいつ悪いニュースが出てくるか、良いニュースが流れるかなど予測ができません。
個人的には朝ニュース番組を見ることはおすすめしません。
そのあと満員電車に揺られ、神経をすり減らして長時間労働しないといけない前に精神が疲れてしまうからです。
夜見ても寝ざめが悪いという説もあるんですけどね。
いずれにせよ、悪いニュースに接する時間は少ないにこしたことはありませんし、同じ内容のニュースを何度も見るのは時間の無駄です。
今まで浪費していた悪いニュースを見ていた負の時間を、建設的な時間に変えることで少しでも明るい自分が取り戻せるかもしれません。←どれだけ病んでるんだ自分w
自分に言い聞かせるように書いてきた記事ですが、毎日気分が乗らないなという人は悪いニュースを排除してみることをおすすめします!
コメント