こんばんは、ブルです。
今日の満員電車ブルージーでお届けするのは「男のプライド合戦」です。
職場の遠くに住んで電車で座るか、近くに住んで立ったままいるか
朝の通勤で座れたことがない私にとっては、朝から座席でスース―眠っている人を見るとうらやましく思うものです。
睡眠で休息が取れていることに対してうらやましく思っているのではなく、周りに多くの視線がある中堂々と寝れる神経の図太さがうらやましいのです。
でも、都心で働いていて毎朝すわって通勤できている人というのは片道1時間半くらいかかっているのではないだろうかと推測しています。
だとすると往復で3時間。
私の場合、人の多い電車にはいつまでたっても慣れないものですから、仮にラッキーで座れたとしても睡眠はおろか、読書やスマホに集中することができません。
周囲の目も気になりますし、気も散りますからね。
それであれば座れなくてもいいので短時間の乗車ですむほうが精神衛生上私にとってはいいと考えています。
しかし、満員電車でイライラしているのは決して立っている人だけではないという場面に遭遇したのです。
座っている人同士のトラブル
満員電車で座っている人をうらめしそうに思っている人はいるかもしれませんが、座っている人たちの間でも「戦」は展開されているのです。
立っている人の足やバッグなどがちょいちょい触れるくらいのことは日常茶飯事でしょう。
リュックサックをお腹側に持ってくるよう勧められていますが、あれは座っている人からすると圧迫感ありますよね。
しかし今回は「立っている人」VS「座っている人」ではなく、座っている人同士でトラブルがあったのをちょうど目の前で目撃したのです。
繰り広げられる足の小競り合い
「足を組んだり前のほうに投げ出しますと~ご迷惑になります」なんて車内アナウンスがよく流れていますよね。
今回まさにそれでした。
50代か60代くらいのサラリーマンが足を組んでいたのです。
その隣に若いサラリーマンが座っていて、迷惑そうな顔をしていたんですね。
その若いサラリーマンが我慢をしていれば何事もなく時間は過ぎ去ったのでしょうが、その若者もイライラがピークに達したのでしょう。
足に対して足で応戦したのです。
つまり、わざと足が当たるように相手の方に向けて足を組んだのです。
当然おじさんサラリーマンのほうは明らかに憤慨した様子です。
革靴同士が「がっ、がっ」と触れ合ってるのを目の前で見ながら、「これ何の競技だ?」なんて思いつつ、「頼むからこっちまで巻き込まないでくれ」という一心で熱く見守っておりました。
試合結果はいかに!?
結論からいうと、勝ったのはおじさんサラリーマンでした。
勝ち負けの判断をどうつけたかといいますと、電車から先に降りたほうを勝ちとしました。
単に目的地に先に着いたから降りたのか、小競り合いをくだらないと思ったのか、喧嘩を恐れて降りたのかは定かではありませんが。
今回は足の小競り合いのみで、口論に発展したり喧嘩になることもありませんでした。若者はイヤホンをつけてスマホを見ながら足でおじさんをつっついていました。
「いや、そもそもおじさんが足を組んでいたのが悪い、若者は悪くない」と思われるのはごもっともなことでしょう。
若者はおじさんが足を組んでいることに腹を立てたのでしょうが、同じ方法で仕返しをしたため、お互いの怒りを増幅させる結果となってしまいました。
満員電車内でのプライドは捨てよう
満員電車内でのプライドほど役に立たないものはありません。
仕事のように嫌な人間と毎日顔を会わさないといけないこともなく、対峙しているのはその日その場限りの赤の他人です。
そんな相手にいちいち感情を左右された状態で一日がスタートすることほど損なことはありません。
私もどちらかというと周囲の行動が目につくほうなので、イライラしそうな場面に遭遇した際は心を無にするように心がけています。
具体的には、音楽のボリュームをあげたり、目をつぶったり、深呼吸したりです。
特に深呼吸に関しては騙されたと思ってやってみてください。
派手に周囲にわかるようにする必要はありません。大きく息を吸い込んでゆっくり吐くだけです。
電車内でイライラの種がつきることはありませんし、この先無くなるということもないでしょう。
正義感からそれを正そうとしても、素直に聞き入れることはおろか、悪感情で返してくるような人間が多いのも現状です。
見て見ぬふりが正しいとは決して言いませんが、正義感から一人一人相手にしていては身が持ちません。
受け流してストレスをためないようにすることも大事ですね。
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