PR

HSPの私が正社員をやめて派遣社員になって見た社員の過酷さ

鎖でつながれた手 仕事/転職

こんにちは、ブルです。

私は約6年間、東京都心のIT系企業で正社員として働いていましたが、その後派遣社員となってもう4ヶ月が経とうとしています。

家族も養わないといけませんから最初から派遣社員を選んだわけではありません。

当時流行していた感染症の影響もあり、正社員として働こうと30社近く応募したのですが採用が決まらなかったので、やむなく派遣社員となったのです。

スポンサーリンク

客観的に見て改めてわかる正社員の過酷さ

残業を強いられるサラリーマン

私の派遣での仕事というのは、データ分析です。

大枠としてはシステム開発のプロジェクトで、そのシステム開発に必要なデータの収集や分析を行っているわけです。

その派遣をまとめているのがリーダー格の正社員なので、仕事を通じて少しずつ仲良くなり苦労話を聞けるまでになったのですが、まあ見ていて忙しそうなんですね。

今回はあらためて日本の正社員の過酷な実態をお伝えしていきたいと思います。

仕事に費やす時間は約16時間!

その上司というのは40代半ばの男性なのですが、仕事の日の一日を聞いてみました。

5:30 起床
6:30 家を出発
7:30 会社到着
8:30 勤務開始
17:30 定時からの残業
21:00 勤務終了
22:00 帰宅

なんでまた始業開始前の1時間前に会社に着いているのか尋ねたところ、電車の遅延や一時的な運休に対処するためとのことでした。

何事もなければ始業の1時間前には会社に着くため、会社近所の牛丼屋で毎朝朝食を取っているそうです。

自分の部下である派遣社員は在宅メインで仕事しているにも関わらず、自分は出社しみんなに迷惑がかからないよう予定より早く出社しているのだそうです。

会社に費やす時間は約16時間で、家に帰ればご飯食べてお風呂入って寝るだけ、休日は平日の疲れを癒すため一日中家で寝ているのだとか。

私も正社員時代はこれと似たようなものでしたが、在宅かつ定時であがれる派遣社員になってからは恐ろしいほどに過酷だなと思うわけです。

転職回数の多い私ですが、けっきょくどこの会社にいっても正社員はみんな似たようなもんですね。

派遣社員の管理とノルマクリアに毎日必死

プロジェクトの一端を担う管理者として日々忙しそうにしている上司ですが、業務内容をまとめてみました。

派遣社員の勤怠管理
派遣社員の工数管理
派遣社員のモチベーション管理
派遣社員の成績管理
プロジェクトのノルマクリア
毎日2、3回ある会議
※担当派遣社員は6人

派遣社員の対応だけでも大変だと思うのですが、中でも大変なのが会議なのだそう。

頻繁にあるだけでなく、会議のために資料作成をしないといけないため、本当にこなさなければならないプロジェクトの仕事が全然手に着かず、けっきょく定時後に残業をしなければならいはめになるそうです。

飲み会で突然泣き出した上司…

ある日の飲み会での出来事。

たまに全員出社の日に計画されるんですね。

同僚なんてたまに会うくらいが話題にも困らなくてちょうどいいですw

飲み会も終盤に差し掛かった時のことでした。

突然いつも真面目な上司が人目をはばからずわんわんと泣き出したんです。

いつもは会うことのない上司の更に上司も来ていて説教をしているような状況でした。

少し離れたところに座っていた私は、何があったのか気になり、聞き耳をたてていると少しずつ会話の内容がわかってきました。

なんでもその上司のお子さんがハンディキャップを持っていて、仕事も忙しい上に家庭でもすごく大変なんだという話でした。

なぜ説教からその話になったのかは想像もつきませんでしたが、そう、上司も会社から一歩外に出れば一人の人間なんです。

普段はマシーンのように仕事をしている上司にも家族があって、見えない水面下でたくさんの悩みを抱えているんです。

会社とは非情で人を人と思わない、血の通っていないものだと私は思っています。

もし私が同じ上司の立場だったならば、自分の置かれた境遇に押しつぶされていたこでしょう。

対する派遣社員の身軽さとは

羽毛

打って変わって次は派遣で働く私の日常を至ってシンプルにお伝えします。

8:00 起床
8:30 在宅勤務開始
17:30 業務終了

在宅ワークだからこそのこのシンプルさ。

これが正社員管理職と派遣社員のギャップです。更に、

簡単に達成できるノルマ
出社は月2回
会議参加は週1回(発言ほぼなし)
自宅で音楽を聴きながらコーヒーを飲みながら周囲の視線も気にせず作業

もう正社員との目線があまりにも違いすぎて上司がかわいそうになってくるほど精神的に楽をさせてもらっている派遣社員。

それに派遣に辞めらると上司自身の評価が下がるらしく、今まで怒られるという経験をしたことがありません。

最大の喜びはストレスが90%消えたこと

派遣社員の在宅勤務で一番よかったのは、ストレスが大幅に減ったことです。

正社員特有の重たいノルマや管理業務、煩わしい人間関係が一切といっていいほどなくなり、メンタルが良好になったのは大きいです。

自由時間増加を利用して副業やダブルワークもOK

うれしいのは平日の自由時間が4、5時間増えたこと。

その分たくさん寝ることもできれば、趣味に費やすこともできるでしょう。

正社員と違って給料はやはり少し落ちますから、収入を補うために副業やダブルワークをすることだってできるでしょう。

ダブルワークするくらいなら正社員で一か所で働いたのでいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、ダブルで働けばストレスが分散されたり、逆にストレス解消につながったりするのです。

でも派遣だと急に病気とかケガで働けなくなったらどうするの?という人もいるでしょう。

最近では所得補償型の保険も増えきていて、しかも掛け金も驚くほどお手頃になっていますから入っておけば正社員でなくとも安心することができるでしょう。

派遣は新しい人生の選択肢を与えてくれた

社員で消耗して身体を壊すくらいなら派遣という選択肢を選んだ方がいいのはいうまでもありません。

何にもまして大事なのは自分の身体です。

いくら今正社員でたくさんのお給料をもらっていたとしても、身体を壊して働けなくなったのでは社会復帰も困難になるかもしれません。

私も身体を壊しかける前に辞めて、今派遣社員をやっているおかげでメンタルはすこぶる安定しているわけです。

そしてもう正社員に戻る気は一切ないですし、新たに一つできた目標として上司や同僚に縛られることのないフリーランスとして生きる道が見つかりました。

HSPの私は人間関係のギクシャクが最高に嫌なので、一人で完結できる仕事がしたいと思っています。

最初は副業という形からですが、一日の自由な時間を有効活用して少しずつ自分の仕事を成長させていければと思っています。

その足掛かりとなった派遣会社には本当に感謝しています。しばらくお世話になります。

在宅ワークについてもっと知りたい、おすすめの求人サイトを知りたい方は下の記事もご覧ください。


仕事/転職
スポンサーリンク
繊細さんの自己紹介
ブル

HSS型HSP(スコア114)とアダルトチルドレン。四国の片田舎育ち⇒20代半ばで上京⇒現在30代半ばで家族とともに東京在住。繊細で好奇心旺盛なことから仕事が長続きせず、すでに9回の転職を経て現在10社目。不安の強いHSPが生きやすく、働きやすくするための気づきを発信しています。特に私にとって最大の悩みの種である【仕事】について日々考える。※ブルは雄牛の意。穏やかで力強い雄牛のようになりたい人。Twitterやってますので気軽にフォローしてください!

ブルをTwitterでフォローする↓↓↓
ブルをTwitterでフォローする↓↓↓
ブルージーライフ

コメント