色弱をカミングアウトしてますか?仕事、結婚、色覚異常の辛さとは…

カラフルな土 コラム

こんばんは、ブルです。

私は色弱です。
この記事を読んでくださっている方は当事者か、もしくはそのご家族、友人といったところでしょうか。

説明するまでもないかとは思いますが、色覚異常(色弱)とは、特定の色が見分けられない状態です。人によって赤がわかりにくいとか緑がわかりにくいと幾つかのタイプがあるようです。

私の場合全部のタイプあてはまるんじゃないだろうか?というくらい本当に色がわかりません。
※私の場合の色弱あるあるは下記の記事に一覧をあげていますのでご覧ください。

子どもの頃からなので先天性のものなのでしょうが、この色覚異常のおかげで私は自分に自信を持つことができず、消極的な人生を歩んできました。

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色覚異常を自分から告白した記憶がない

カラフルな花火

私は、誰かに色弱であることを自分から告白したことは一度もありません。
色覚異常であることが周りに知られたらからかわれるんじゃないかという人への恐れが関係していました。

黒だと思っていたものが赤だったり、茶色と赤の区別がつかなかったりと色々あるのですが、人と話している時に色を間違えて相手から指摘された瞬間に、「あれ?この人色覚異常なのかな?」と思われるのが嫌なのです。怖いのです。

一度からかわれて嫌な経験をした私は、自分から色について触れるということがなくなったのです。

人と会話をする中で、目で見たものを伝えることがあります。
普通であれば形や大きさ、色などについて語ることができますが、私はその中から色という選択肢を捨てたのです。

周りの人が言う色と、私がそうじゃないかなと思っていた色が一致する確率はざっくりいうと五分五分くらいです。

つまり、半分の確率で私は色を間違えることになりますから、あえて自分からミスを犯す必要もないと思い、色を話題に出すことを控えているのです。

大人になっても色弱を公言できなかった理由

大人になればこういう話も自分からできるようになるかなと思っていましたが、そうはうまくいきません。

人への恐れは変わらずありますし、大人になると仕事をするようになります。
会社に色弱を知られると昇進できないのではないかとか、仕事を任せてもらえない不安を持つようになり、さらに色弱であることが公言しにくくなりました。

また、色覚異常には遺伝の要素もあることから結婚にも億劫にならざるを得ませんでした。
子どもができたときに自分の子どもや孫が色弱になるかもしれないからです。

それだけでなく、自分の子どもに色を聞かれても答えてあげられないもどかしさや、子どもにすら馬鹿にされるんではないかという不安すらあるのです。

色弱を自分から告白してきた友人の話

自分からではありませんが、私も大人になって一回だけ色弱であることをカミングアウトしたことがありました。

社会人になり、30歳も過ぎたある時、職場の同僚とスロットに行く機会がありました。
そのあと二人で食事をしたのですが、その時友人が「自分は色弱だからスロットの目押し(図柄をタイミングよく揃えること)が大変で困る」と言ってきたのです。

その時私はすかさず「自分も色覚異常なんだ」とはじめて伝えることができたのです。
ああ、同じことで苦しんでいる人がこんなに近くにいたんだと親近感を覚えましたね。

彼は自分が色覚異常であることを公言することにそんなに抵抗があるようには見えませんでしたし、辛そうにしている感じではありませんでした。

その彼を見ていると、私も昔からもっと本当の自分をさらけ出せていたらまた違う人生を歩めていたんではないかなと思ったのです。

職場で色弱をカミングアウトしてかなり楽になった

会議の場

色弱であることで一番苦労するのは仕事だと思います。

資料のグラフの色がわからなくて目が泳いでしまったり、ふと色に言及された時についていけなかったり、常に気が抜けずビクビクすることが多い私。

でもそんな私がもし職場で周囲に色弱でいることをカミングアウトできていたなら、いざ色の話になって私が間違った認識でいたとしても「ばれるかもしれない不安」というのはそこに一つも存在しないのです。

なぜならあらかじめ色弱を告白して周りが知っているおかげで、「ああ、ブルさんは色弱だったな」と思ってもらえるのです。

35歳にして職場で初めてのカミングアウト

ちょうど最近転職の機会があったため、最初の自己紹介の時に勇気を振り絞って自分が色弱であることを伝えました。

コロナが流行っており、在宅勤務中にビデオ会議で自己紹介した時のことでした。

自分の番に回ってきた時、一番最後に「私にはハンディキャップがあります。色弱です。色がよくわからない時があるのでその時は迷惑をかけるかもしれません。よろしくお願いします。」

こんな感じで伝えたと思います。

一瞬の時間ではありましたが、みんな真剣に話を聞いてくれましたし、弱さを出すことにより周りの緊張もほぐせたのではないかなと個人的には思っています。

すっかり肩の荷が降りた私は、今の職場で仕事がしやすくなりましたし、他のまだ自分のことを知らない同僚たちにも今後伝えられそうな気がしています。
これまで何十年と隠し通してきたドキドキが、なんか馬鹿らしく思えてきました。

もしハンディキャップをからかう人が出てきてしまったらそれはそれで悲しいことですが、そういう人は少なからずいるとあきらめ、なるべく離れるようにしていくつもりです。(今のところまだいない)

今後は仲の良い友人などにも少しずつカミングアウトしていけたらと思っています。

私の色覚異常あるあるについては下記の記事でまとめていますのでぜひこちらもご覧ください。

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