こんにちは、ブルです。
履歴書の特技・趣味欄に、思わず「転職」と書いてしまいそうになるくらい転職回数の多い私。
その回数なんと8回!(はい、30代半ばの男です。)
8回転職をしているということは、つまり8回退職しているわけです。(現在9社目にお世話になってます。)
統計を調べたところ、30代の転職回数は3回に満たないということがわかりました。
そうするとこの8回という数字、どう見ても多いですよね。
つまり、退職3回程度なら平均的ですが、8回ともなってくるとそれはもう会社のせいというより自分に原因があるとしか思えません。
退職した本当の理由を建て前抜きで思い起こす
いくらなんでも8回も転職をしていて8社とも「会社に恵まれなかった」とはさすがに言い訳ができない数字なのですが、であれば何が原因だったかを探る必要があります。
そう、自身の本当の退職理由を吟味することで、自分を見つめなおすことができるのです。
本当の退職理由(1社目):先輩からのいじめ
建前の退職理由:業務上使用する薬液が体質にあわない
本音の退職理由:先輩からのいじめ
社会人初の会社の建て前上の退職理由は、仕事で使う薬液が体質にあわないという理由からでした。
製造業で工場勤務だったのですが、使う薬剤が臭くて気分が悪くなることも多かったのですが、本当の退職理由は先輩からのいじめでした。
どんな感じだったかというと、ちょうど10歳年上の先輩だったと思うのですが、容姿についていじってきたり、仕事の邪魔をしてきたりとろくでもない人だったのを覚えています。
耐えられなかった点としては、仕事中ずっと一緒にいなければならなかったことでした。
工場勤務、しかも一つの機械をその先輩と一緒に使用していたため、一日中離れられる時間がなかったのです。
社会人が初めてだったということもあり、耐性もあまりなかった私は1年たらずで辞めることになりました。
本当の退職理由(2社目):先輩との喧嘩
建前の退職理由:次の就職先が決まったため
本音の退職理由:先輩との喧嘩
次は会社員だったのですが、同じ部署に性格の悪い5つほど年上の先輩がいて、いつも人を小ばかにしたような物言いでからかったりしてくる人でした。
飲み会の時にけっこうな嫌がらせを受け、耐えかねた私が喧嘩を仕掛けてしまったのです。
次の就職先など決まっていませんでしたが、同じ部署の先輩ということもあり気まずかったため辞めることにしました。
本当の退職理由(3社目):親元を離れたかった
建前の退職理由:他の会社にヘッドハンティング(引き抜き)された
本音の退職理由:実家を出て親元を離れたかった
次は運送会社でしばらく働いていたのですが、その時のお客さんからヘッドハンティングされたのです。
これは事実だったんですが、その話を飲んだ本当の理由として、実家から出たかった。
過干渉で縛りつける親から少しでも遠くに離れたいという理由があったのです。
そのヘッドハンティング先は実家から毎日通える範囲ではなかったため、引っ越しせざるを得ないことから、こんなチャンスはないと転職を決めたのでした。
本当の退職理由(4社目):次が決まったため
建前の退職理由:次が決まったため
本音の退職理由:次が決まったため
4社目に関しては嘘偽りなく退職理由を伝えられました。
引き抜きされた会社に勤めるようになるのが、会社都合で少し延びたせいで別のところで働かざるを得なくなってしまったからです。
本当の退職理由(5社目):上司からのパワハラ
建前の退職理由:東京にいくため
本音の退職理由:上司からのパワハラ
せっかくヘッドハンティングされた会社に入ったのも束の間、上司からのパワハラ・モラハラがひどく、精神が完全に病む前に辞めることにしました。
超ブラック企業の超パワハラ人間からの攻撃で当時は鬱状態でした。
その時の記事はこちらにあるので気になった方は読んでみてください。
その時は、友人の誘いを利用し、東京にいくからやめるという建前を突きつけたのです。
本当の退職理由(6社目):社長の夜逃げ
建前の退職理由:社長の夜逃げ
本音の退職理由:社長の夜逃げ
上京して一発目の仕事は、小さな小さな数人しかいない会社での営業でした。
こちらに関しては社長の夜逃げが理由なので私に落ち度はないのですが、そもそも社長が夜逃げするような会社に入った自分の目が悪かったことになります。
余談ですが、この会社は駅によく置いてあるフリーの求人冊子に載っていた会社でした。
それ以来フリー媒体は一切信じないことにしています。(バイト程度ならいいんでしょうけどね。)
本当の退職理由(7社目):人間関係が疲れた
建前の退職理由:次の就職口が決まったため
本音の退職理由:心身が疲れた
次は逆に人数の多い会社だったのですが、業務が忙しい上に人間関係も面倒なところでした。
次の就職口も決まっていないのに決まっているとうそをついて辞めてしまいました。
本当の退職理由(8社目):上司が嫌いすぎて辞めた
建前の退職理由:引っ越し
本音の退職理由:上司が嫌いすぎて辞めた
最後も人間関係が原因で辞めました。
上司が人格否定をしてくるタイプで、何ひとつ取っても全て揚げ足をとり、理詰めしてくるタイプで精神的に参ってしまいました。
引っ越ししたというのは本当のことですが、引っ越しを理由に辞めたというよりは、辞めるために引っ越しを決意したといっても過言ではありません。
本当の退職理由からわかった2つの弱点
ここまでで、今までの退職理由について列挙してきました。
この内容から見て取れるのは、実に8回の退職の中6回が人間関係が原因で辞めているという事実です。
記事の冒頭で、30代の転職回数は3回に満たないという統計情報をお伝えしましたが、その退職理由はというと、「待遇面に納得できない」ことと「自分のやりたい仕事ではない」という回答が大半を占めていました。
つまり、私のように人間関係で会社を辞めている人は意外に少ないんです。(上記の人たちの退職理由が建て前の可能性も十分考えられますが。)
そんな中私の退職理由の75%が「人間関係」であるということを見逃すわけにはいきません。
ここで私の弱点が2つ浮かび上がりました。
メンタルが弱すぎる
これはずっと前から自分でも自覚していたことなのですが、改めて自分のメンタルの弱さに情けなさを感じるばかりです。
私は元々私が持っている繊細な気質も影響しています。
全人口の5人に1人いるというHSPの該当者であるがために、非常にもろく傷つきやすいのです。
些細なことでも深く考えてしまう傾向もあり、普通の人なら気にしないようなところで落ち込んでしまうこともしばしばです。
ストレスへの耐性が低すぎる
仕事で嫌なことに直面したとき、みなさんならどう対処されますか?
恐らくほとんどの方は、課題と向き合う、つまり不安を取り除こうと行動されるのではないでしょうか。
・社内の信頼できる人や、友人、親などに相談にのってもらう
・うまく仕事がこなせるように自分のスキルを磨く
・ストレスを上手に発散する
など、自分を変えたり前向きになる努力をすることでしょう。
対して私の過去を振り返ると、不安に立ち向かうことはせず、全てを穏便にすませようとしていたのです。
・相談する⇒自分のメンタルの弱さを露呈するようで恥ずかしいという気持ちからできない
・スキルを磨く⇒問題から逃げようと頭が働く為、スキルが身に着かない
・ストレス発散⇒休日も嫌なことが気になってストレスが解消されない
問題に直面=私にとっては致命傷で、解決できると考えるよりも、「この会社はもう無理だ、もっと職場環境の良い仕事を探そう」という思考しか浮かんでこなかったのです。
そのため、退職することで問題から逃げていたのです。
これを毎回繰り返しているがために私の問題解決力が成長することはなく、気づいたら転職を繰り返す人生になってしまっていました。
問題解決力に乏しい私が選んだ道
弱点がわかればおのずと歩むべき道は見えてきます。
私の問題解決力の低さは生まれ持った気質にも依存しているため、この先著しく向上するとは考えにくいです。
なぜそういえるか?
私には妻も子どももいます。
よく「家族のためにならいくらでもがんばれる」というようなセリフをよく耳にしますが、私は結婚して子どもができても自分のメンタルが強化されるということはありませんでした。
今まで通りメンタルはお豆腐状態で変わりなしですから、であれば退職の種ともいえる「人間関係」を徹底的に断ち切ってやろうと思ったわけです。
この道を探したたどり着いたのが、派遣社員かつ在宅ワークです。
派遣社員という責任の少なさと、在宅ワークという人間関係から程遠い環境で仕事をすることにより、メンタルを安定させ、そもそも問題自体に直面することが減りました。
ストレスが0になったわけではありませんが、90%くらいは減りました。
もし転職回数が多い方の中でその理由が人間関係という方がいれば、迷わず在宅ワークをおすすめします。
私は在宅勤務になって日々の煩い事が少なくなることがこんなにも素晴らしいことなのかと実感しました。
在宅ワークに興味がある方は、下記の記事で詳しく取り上げていますのでぜひご覧ください。
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