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髪を伸ばすか耳を守るか【HSS型とHSPの葛藤シリーズ】

コラム

こんばんは、ブルです。

HSS型HSPとは、人口の5人に1人の割合で存在するとされる人一倍繊細なHSPであることを前提とし、更に刺激を追求するHSS型が加わった、人口のわずか6%しかいないとされる人たちのこと。

かくいう私も当事者で、この繊細さと刺激追求は相反する特性であるため、この両極の間を毎日せわしなく右往左往して疲れ果てている30代半ばのサラリーマン。

繊細VS刺激追求!
今回はHSPとHSS型のどちらに軍配があがったのか!?
HSPの葛藤と心情を綴るシリーズ、お楽しみください。

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髪を伸ばしたい vs 耳を守りたい (HSS型 vs HSP)

始まりはいつもHSS(刺激追求)。
髪を伸ばしたいという思いは10代や20代の頃は全く思っていなかったんですね。
田舎で育ったからか、工業高校出身だからか、古臭い考え方を持っていたかは知らないですけれど、当時は「男の長髪なんて気持ち悪い」と思っていたし、自分が長髪にするなど到底考えられるものではありませんでした。

でも、よくよく振り返ってみると、好きなミュージシャンはロン毛の方が多かったんです。

B’zの稲葉さん
THE YELLOW MONKEYの吉井さん
L’Arc-en-CielのHydeさん
TOKIOの長瀬さん
※私の中での長髪の髪の長さは上記の方たちを想定してください。

つまり、長髪を否定するどころか、似合う人であればむしろカッコいい、憧れの対象だったわけです。

だからといって自分が長髪にしようと思わなかったのは、当然自分の容姿に自信もなければ、他人からどう見られるだろう?という反応への恐れ、単に勤務先のルールで髪が伸ばせないといった理由からです。

30半ばになって髪を伸ばしたいと思ったHSS型の背中を押した「在宅勤務」

そんな私も気づけばもう30代半ば。
世の中は感染症の流行で国が緊急事態宣言を発令した影響で在宅ワークが浸透し、私も当面の間出社が許されず在宅勤務を命じられた時、ふと思ったんです。

心の声:「あ、今なら髪伸ばし放題やん」

在宅勤務になった関係で、ビデオ会議をすることが多くなったのですが、顔出しをする必要もなかったため、少なくとも半年は在宅が続くだろうという風に上司からも言われていました。

心の声:「んー、30半ばで長髪ってやばいかな?いや、でも今伸ばしておかないとこの先伸ばす機会なんて絶対ないよな。40歳過ぎてからだと余計きついだろうし…うん、30代であればギリギリセーフだろう!」

この歳になってもいまだ、「〇歳までに何々を経験しておきたい、未経験は嫌だ!」というHSS型の刺激追求は衰えることがありません。

「耳を守れ!」警告を発したHSPの繊細さ

基本短髪の私なのですが、在宅勤務に入る前に髪を切ってから、在宅ワークがスタートして三ヶ月が経過し、自分史上でも1、2を争うほどの髪の長さになりました。

そもそも床屋が苦手な私は、床屋に行かなくてもいいことと、散髪代も浮くことから、このままいけるところまで伸ばしてみようと思っていたのですが、気がかりなことがひとつありました。

それは、ドライヤーの時間が増えたことです。

短髪であれば1、2分くらいで終わっていたドライヤーが、髪が長くなることで4、5分かかるようになったんです。
時間が増えただけであればいいのですが、ドライヤーって音がとってもうるさいですよね。
それを耳元でしばらくの時間使うわけです。
そんな時、ある知り合いの老夫婦のことを思い出したんです。

老夫婦のおじいちゃんの方が、耳が遠すぎて会話にならなかったことがあるんですよ。
おばあちゃんが言うには、おじいちゃんは昔船のボイラー室?で長年働いていたから、耳がほとんど聞こえてないと言っていたのをふと思い出したんです。
いわゆる職業病っていうやつですよね。

心の声:「これ、毎日こんなドライヤーしてたら聴力が衰えるんじゃないか!?」
と思うようになったわけです。
そう考えると気になるのは長髪にした時に必要なドライヤーの時間です。
調べたところ、10分以内で終わる人もいれば、30分以上かかる人もいるとのことで、毎日のこととなるとこれは見過ごせないと思うようになりました。
髪を伸ばし始めて3ヶ月、気の小さい、悪い方に考えてしまうHSPの自己防衛力が働いてきたのです。

【HSS型 vs HSP】勝ったのはどっち?

HSSの声:「40までにロン毛を経験しておきたい!」
HSPの声:「髪伸ばしたらあんた将来耳悪くなりまっせ!」

結果は、HSPが優勢になったあと、HSSが現在優勢になりました。

なにそれ!?と思われるかもしれないのですが、まず、3ヶ月半ぐらい伸ばしたところで、HSPの自己防衛力が働き、床屋にいって思いっきり短髪にしてしまったんです。

髪を乾かす時間が増えたことで、短髪時代の楽なドライヤーのことを思い出してしまい煩わしくなったこともあるのですが、長時間のドライヤーで耳や髪に与えるダメージを繊細に思い描いた結果、「やっぱり短髪でしょ」という結論に至ったんですね。

でもHSS型も負けてはいません。
HSSの声:「いや待てよ、40歳までに一回長髪にするぐらいであれば、別にこの先ずっとドライヤー時間が増えるわけでもないし、大丈夫なんじゃない!?」
と奮起するようになりました。

それにこのドライヤー問題、よくよく考えたら、生涯通すと男性より一般的に髪が長い女性のほうが圧倒的にドライヤー時間が長くなるはずですが、男性より女性のほうが平均的に耳が悪いというような話も聞いたことがありませんしね。

結論この戦い、HSS型に軍配があがったことになります。

短髪にしてから2ヶ月経ちました。
しばらくこのまま伸ばしてHSS欲を満たしてあげようと思っています。
いい具合に伸びてきた頃に在宅ワークから出社に戻らないことを願いつつ…

【HSS型 vs HSPの戦績】
HSS型1勝HSP1敗

コラム
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繊細さんの自己紹介
ブル

HSS型HSP(スコア114)とアダルトチルドレン。四国の片田舎育ち⇒20代半ばで上京⇒現在30代半ばで家族とともに東京在住。繊細で好奇心旺盛なことから仕事が長続きせず、すでに9回の転職を経て現在10社目。不安の強いHSPが生きやすく、働きやすくするための気づきを発信しています。特に私にとって最大の悩みの種である【仕事】について日々考える。※ブルは雄牛の意。穏やかで力強い雄牛のようになりたい人。Twitterやってますので気軽にフォローしてください!

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コメント

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