こんばんは、ブルです。
「おとなしい人ほどキレると怖い」
良くいわれる言葉ですが、HSPの私は小学生の頃(つまりHSCだったころ)、イタズラばかりする同級生にキレたことがあります。
こういうのって年月が経っても覚えているもんですね。
ちなみに何をされたかというと、学校の自分の机の横にバッグを引っかけるフックがありますよね。
そこにバッグやシューズ袋など引っかけて使っていたのですが、それを執拗に落としてくるという嫌がらせをされました。
落とされた物を拾ってフックにかけなおす⇒また落とされる⇒また直すの繰り返し。
最初はおとなしくしていた私もさすがにこれには怒り心頭で、同級生の机を前側から思いっきり蹴って机を倒したのです。
豪快な音を立てて机は後ろ側に倒れたため、当然机の中に入っていた教科書やノートやらが全部なだれ落ち、周囲の同級生もまさか!?というような顔をして驚いていました。
そして何より一番驚いていたのは嫌がらせをしてきた相手で、私の泣きながらのまさかの反撃に大泣きしていたのを覚えています。
キレるタイプの餌食になりやすいおとなしい人が自らキレないようにするために
冒頭で述べたような度の過ぎたイタズラは小学生ならよく見かける光景ではありますが、大人になっても突拍子もないことを言ってくる人、理不尽な対応をしてくる人というのはたくさんいるものです。
まさに度の過ぎたイタズラをする子どもがそのまま大人になったとでもいいましょうか。
あなたの周りにこのような人たちはいないでしょうか?
そしてこのようなタイプの人たちの標的になりやすいのがHSPなのです。
HSPは、
このような気質から、キレやすいタイプの餌食になるのです。
逃げ道がなくなった時、人はキレる
人は攻撃対象にされた時、例え相手が理不尽なことを言っていたとしてもあからさまに反撃することは少ないです。
どちらかというと我慢してその場をやり過ごそうとすることのほうが多いのではないでしょうか。
しかし、いくら耐えたとしても人間ですから限度というものがありますよね。
コップの水がいっぱいになったら溢れるのと同じように、人間にもキャパシティというものがあります。
しかし逆に我慢の器の大きさは大きい方だと思っています。
そしてその我慢の器が怒りやストレスという名の水でいっぱいになってもまだなお、表面張力でギリギリまで我慢します。
器にこれ以上水が入りようがないという時、勢いよく怒りがあふれ出るのは言うまでもありません。
問題と対峙せず現状維持でいることが一番の問題
私は他人と比べてストレス耐性は圧倒的に低いほうだと思っていますし、問題解決力も乏しいと思っています。
「怒りにとにかく耐えるしかない」という考えでは、相手は変わってくれません。
我慢に我慢を重ねて当の怒りの原因から目を背けてはいけません。
例えば仕事で上司がキレてきたとしましょう。
怒る理由としては間違っていないとしても、そこまでの熱量で怒り狂う必要はないのではないか?と思ったとします。
それでもその人は耐えるに耐えてストレスMAXになり、上司のストレスのはけ口にされているだけかもしれません。
こういうタイプは向き合っても無駄な場合が多いため、逃げることが問題に対峙していることになります。
逃げるための具体的な行動を取ることで、ストレスや怒りを最小限に抑えるように動くことが重要になってきます。
もう限界だとなった時のための逃げ道をあらかじめ考えておく
子どもがキレる分には子どもだからしようがないで済まされることもあるかもしれませんが、大人がキレてしまってはその後の人生に影響が出ることがあります。
会社をクビになったり、今まで築いてきた人間関係が崩れるかもしれません。
そうならなたいめにも、「キレるくらいならこういう行動を取る」ということをあらかじめ決めておくといいでしょう。
ちなみに私は、下記のように対処しています。
私はトイレ行って顔洗ってエナジードリンクを流し込むと、シャキっとします。
転職サイトをのぞきにいく
私の場合、今まではこの逃げ道を退職と考え今まで実行してきた過去があります。
もう限界と思った時、新しい転職サイトをひとつ登録するんです。
そうすると、担当者がほぼ高確率で電話をかけてきて面談の日時設定をしてこようとします。
面談が終わったら、自分の希望職種や適性に基づいて転職エージェントがいろんな求人を紹介してくれます。
そこで自分にはまだこんなにもチャンスがあるんだ、今我慢して仕事している会社が全てじゃないということを思い出させてくれます。
そして実際に企業に応募することで、万が一今の会社がダメになって退職することになっても次があるからいいやと楽観的に考えることができるようになります。
まとめ
転職を8回も繰り返してきた私は、一見問題と向き合わずただ逃げているだけのように思えるかもしれません。
しかし、そこにHSPやACといったものが関係しているとなると話はまた別です。
そもそも繊細気質なわけですから、そこを無理に強メンタルになろうとする必要もありませんし、実際そうすることも困難でしょう。
この記事でお伝えしたかったのは、とにかく悪い流れのまま滞留させておかないようにすることが大事ということです。
問題に真っ向から向き合うのなら向き合う。逃げるのなら逃げる策を考える。
文字通りの行動を起こすことで、自分の未来を切り開いていきたいものですね。
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