こんばんは、ブルです。
暇さえあれば転職サイトをのぞいてたまに応募もするのですが、大体の企業はWEBに登録している情報をもとに一次審査がなされ、それが通れば面接日の設定に進むようになっていますよね。
しかし、たまに最初の審査通過後、面接の前に「WEB適性検査」を仕掛けてくる会社もあります。
WEB適性検査とは?
簡単にいうと、直感的に答えることができる質問が100問前後くらい用意されており、それにより性格や能力が判断されるものとなります。
下記は私が最近受けたWEB適性検査の質問例です。
「そう思う・どちらともいえない・そう思わない」など7段階で選べるようになっていました。
- 自分の考えや想いを相手に伝えることは得意だ
- 白黒がはっきりしているので、たまに人を傷つける発言をしてしまう
- 展開の早い話し合いにはついていけないことがある
- 失敗すると、気がくじけてしまう
- やると決めたことなら責任を取るのもいとわない
- 困った事態になりそうな時はそうならないように前もって手を打つ
- ケアレスミスやちょっとしたアクシデントがたまにある
- 温厚で感情が安定している
- いらいらしたり、怒りを覚えると、自分を抑えることができない
- 先頭に立つリーダータイプではなく、裏方としてフォローする方だ
- 人付き合いが苦手・下手な方だ
- 大きな精神的ショックを受けると、落ち込んでしまう
- 最小コストで利益を最大化するようにしている
- 苦手意識がある人でもそつなく会話ができる
- 熱しやすく冷めやすい性格である
- 自分はポジティブだと思う
- 批判的で口喧嘩をしやすい
- 物事にこだわらないし無愛想である
- 団体行動より一人で行動する方が好きだ
- 心配性で動揺しやすい
- 責任が求められる仕事はできるだけ任せないでほしい
- あまり自分を主張することがなく無口である
- いやなことははっきりといやと言える
適性検査の狙い
このWEB適性検査は直感で答えることで、見事に自分の性格や能力を判断してくれるのですが、それが採用する側から見て「この人は性格が悪い」「能力が低い」とみなされた場合、その後の面接の機会をいただくことは難しいでしょう。
この適性検査ツールを販売している企業がどんな触れ込みをしているかは、その会社が出している広告文を見ると一目瞭然です。
- 採用後、組織に悪影響を及ぼす人間を先に採用前段階で的確にブロック
- 採ってはいけない人間を徹底的に見つけだす
- メンタルと不正に特化
なるほど、そういうことですか。
メンタルが弱くて不正をしそうな人間には面接の時間すら与えませんよといいたいわけですね。
でもそれもしようがないことなのかもしれません。
転職サイトがあふれ、求職者側からすると応募が簡単になったのはいいことですが、その反面中途半端な気持ちで転職を考えている人や、複数応募で内定辞退する人が多くなったことも事実です。
採用する人事側からすると、それらに一件一件対応する時間もコストもないのでしょう。
WEB適性検査を通過するためにできること
私は最近受けた会社のWEB適性検査に馬鹿正直に答えたところ、「期待に沿えない結果となりました。」と定型文の断りメールが転職エージェントから送られてきました。
メンタル系の質問に正直に答え、繊細な人と判断されたのでしょう。
あとあと働くのは自分ですから、正直な検査結果を起業側にも見てもらってその上で採用という結果が一番望ましいのでしょうが、応募者が仮に数百人とかいた場合(東京なら十分あり得る数字)、面接をする人間も絞り込むのにWEB適性検査はもってこいなツールなわけです。
こちらからするとそれだけで判断されるとなると、大きな機会損失ですが、これが現実です。
「正直者が馬鹿を見る」とはまさにこのことでしょう。
ネガティブな回答はしない
冒頭で挙げた質問を見ると、こう回答すればネガティヴな結果になるだろうというのはわかりますよね。
自分が会社の社長で誰を採用しようかと考えた時、「失敗すると気がくじけてしまう」「人付き合いが苦手」という質問にそう思うなんて回答した人を取りたいと思うでしょうか。
逆にハッタリをかましている人が面接に進み、採用されているのも事実です。
回答に矛盾を生じさせない
メンタル系の質問で、似たような意味合いの質問が重複していることも多々あります。
それらの回答が真逆のものであったりすると、矛盾が生じ、適当に回答をしているとみなされるかもしれません。
私が受けたWEB適性検査は回答結果が出て、「あなたのタイプは~です」と集約されていたのですが、恐らく企業側には一問一問の回答結果も開示されているはずです。
まとめ
WEB適性検査だけで判断されたくない、面接でしっかり自分をアピールしたいという人は、テストの段階で時にはハッタリも必要です。
ただそうした上で面接に進めた場合、WEB適性テストの結果と、面接での発言にあまりにも差異があると、テストの段階で嘘をついたなというのが面接官からは見え見えです。
面接で緊張しがちという人は、墓穴を掘りすいため特に注意しましょう。
また、面接で自分のことをあまりにも過大評価することで、いざ採用となった時に面接でできると伝えた内容のことができず、面接の時と話が違うと指摘されるかもしれません。
そうやって追い込まれて会社を辞めることになっては意味がありませんので、あまりにも自分のことをよくいったり、スキルを誇張することはやめましょう。
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