こんばんは、ブルです。
これは私が都内で5年ほど勤めていた会社にいた時のダメ上司の話です。
職権を乱用する上司ほどたちの悪いことはないですよね。
だって、部下からしてみれば上司に逆らうなんてことできないわけじゃないですか。
今回はダメ上司の特徴と対処法について書きました。
あくまで私の主観で一方通行ですので異論もあるかもしれませんが、共感していただけるとうれしいです。
【昇格できない…】部下が育たないダメ上司の特徴とその対処法

ダメ上司の元にいるのは時間の無駄です。もはやマイナスでしかありません。
昇格はおろか、減給や降格といった結果になることもあるかもしれません。
下記に挙げるタイプがもし自分の上司だったなら、部署異動を願い出るか、転職も視野に入れたほうがいいかもしれません。
ではその実態に迫ってみることにしましょう。
褒めない上司
部下を褒めたらそこでその人の成長は止まる、だから褒めないなどという鬼のような上司が昔いたのを思い出します。
従業員は十人十色。当然褒めて伸びる人もいるわけですから、その人に応じてうまくマネジメントするのが上司の仕事なのでは?と思ってしまいます。
「いいね!グッジョブ!プラスあとこれもできると最高だね!」と、もっと「Yes and」を使ったらいいのになと思ってしまいます。
このタイプに出会ったらもう褒めてもらうということを諦めるしかありません。
こういう人の前で業務報告を行う時などは、褒めてもらえると思ってあまりどや顔で「これやりました!」みたいな態度は出さない方がいいです。
期待してもけっきょく褒めてもらえず「はい、じゃあ次これやって」とドライな対応で終わることが多いです。
もしかするとその上司は子どもの頃から褒められるということに慣れてないなど家庭環境の問題なども背景にあるかもしれません。
もしくは性格、気質的に感情を表に出すのが苦手な人なのかもしれません。
褒めないだけで害がなければ別にいいですが、このタイプはけっこう厳しい人が多いんですよね。
褒めない上に鬼上司だったら私なら転職を考えます。
仕事を教えてくれない上司
自分にしかできない仕事を部下に教えず、優位性を自分だけのものにするタイプです。
これにより部下はその上司を超えることは無理だとあきらめざるを得なくなります。
こういうタイプは自分の仕事や立場が脅かされることへの危機感を持っている人であり、会社にとっても害でしかありません。
こういうタイプは更に上の上司にびくついていることが多いため、その上司の上司に相談を持ちかけると状況が改善されるかもしれません。
それでもだめならその上司意外で仕事のわかる人に相談をするしかありません。
その上司以外の周囲をがんばって味方につけましょう。
仕事さえ覚えることができればその上司と密にかかわる局面も少しは減るはずです。
部下の代わりに仕事をやってしまう上司
さきほどの仕事を教えてくれない上司と少し似ていますが、こちらの方が性格が悪いです。
部下がある程度仕事ができているのにも関わらず、「お前は仕事ができないだめなやつだ」などとレッテルを貼り、さも自分が優れているかのように部下の仕事を横取りし、すごいだろと言わんばかりに勝ち誇ってくるタイプです。
「〇〇にはちょっと難しい仕事だったかな?俺がやっておくよ。」とか言ってくるんです。
いや、ちょっと待って、そんな短時間でできるわけないでしょ!って気になってしまいます。
それを毎回されると仕事はいつまで経っても上達しませんし、部下はずっと自分の仕事に自信を持てないまま劣等感を抱き続けなければならなくなります。
というかもはやモラハラです。
こういう人は他人を貶めて自分の優位性を示すという最悪のタイプのため、全力で逃げましょう。
どうしてもその上司の元でがんばらなければならない場合は、とにかく仕事のスキルをがむしゃらに磨いて仕事で上司を見返すしかありません。
相当な努力と鋼の精神が求められますが、この上司を乗り切った時あなたは格段に成長していることでしょう。
私ならきっと逃げます。
昇格するのに時間がかかった上司
このタイプは意外にも厄介です。
コツコツがんばって10年も15年もかけて偉くなった頑張り屋さんのように思うでしょうか?
私のイメージとしては、5年6年でみんな昇格できているところを、10年15年もかかるってことは人間的に難があり、一癖も二癖もあるんだろうなと思ってしまいます。
実際この手のタイプは自分が偉くなるのに時間がかかったという事実をずっと腹に抱えたままでいるため、自分よりも勤続年数が短い人間などを昇格させることを嫌がります。
仕事が多少できるくらいのレベルでは上にあがることは期待できないかもしれません。
周囲より群を抜いているとか、売上ダントツNo.1など、よほど目立つ成績でもあげない限り出世は難しいかもしれません。
しっかりと評価制度(特に定量評価)が確立した会社で数字成果をあげていたとしても、定性評価(数字以外の評価)で点数が足りず昇格できないといったこともあるのです。
こういった判断をそんな上司に委ねることになるのは嫌ですよね。
今回紹介した上司の中で、一番昇進・昇格がしにくいタイプといえるため、異動願いが出せる環境にあるのであれば一日でも早く申し出ましょう。

営業成績が優秀で昇格した上司
このタイプはよくいると思います。営業で数字をたくさんやった人が上にあがる、これは当然のことでしょう。
しかし、これもよく言われることですが、数字ができるからといってマネジメントもできるかと言ったら話が違ってくるということです。
数字のためなら手段を選んでこなかった人もいるかもしれません。
数字の進捗が悪いからといって無茶な残業を強制するような人もいることでしょう。
営業職の場合、アポロープレや営業ロープレ、日報でのリプラン作成と上司への報告などで夜遅くまで拘束されることもあります。
プレイヤーとしての才能は秀でたものがあり、部下から尊敬されることもあるのですが、できる上司からすれば数字があがらない部下の気持ちがわからなかったりするものです。
そして、部下を自分のレベルに育て上げるよりも、自分が数字をやってしまったほうが早いと結論付けて、部下が本来やらなければならない数字を上司がやってしまうのです。
そうなると上司や上司のチームの数字は達成するものの、部下の個人のノルマは未達のままです。
上司の評価がそこまで傷つくことはない上に、ノルマ達成できなかった部下は減給、降格するかもしれません。
この実力派タイプは尊敬できる一面があるため、「この人についていきたい!」と思える人ならいいのですが、メンタルが弱い人は異動するか早く転職したほうがいいでしょう。

早く見切りをつける
ここまでで、5つのダメな上司の特徴をあげてきましたが、ご自分の上司はどれかにあてはまりましたでしょうか。
私の周りにはそういう上司の元で長年いたせいで給料もあがらなかった人もいました。
そして勇気を出して部署異動したところ、新部署でわずか一年足らずで昇格したという話もありました。
営業部署にいるなら、そもそもの数字の設定が無茶なものではないか冷静に考えましょう。
複数人の営業がいる中、ノルマ達成者がほとんどいないような部署であるなら、上司云々の前に会社自体がおかしい可能性もあります。
いずれにせよダメな上司の餌食になることほど歯がゆいことはありません。
もし自分の上司にそういった部分が垣間見られるようであれば、早いところ見切りをつけて、転職や部署異動したほうがいいかもしれません。
皆さんが自分のことを本当によく考えてくれる上司に出会えますように。

コメント