おはようございます。ブルです。
先日鬼滅の刃無限列車編を見てきました。
映画が大好きな私ですが、やっぱり映画を見るなら映画館ですよね。
巨大なスクリーン、ハイグレードな音響システム、まさに「大迫力」という言葉がふさわしい空間で、映画を見ている間はしばし日常を忘れさせてくれます。
映画は素晴らしい!けれどもやはり気になる周囲の人々
映画館=非日常空間であってほしいと願う反面、老若男女たくさんの人が集まる場所にもなります。
繊細なHSPの私が気になるのは、
・ポップコーンを食べる際に聞こえてくる「カシャカシャ」音(このシーンで食べる!?)
・後ろの列に座っている人の足が自分の席に触れると「蹴ってきた!」と悪意を感じる
・カップルの大き目しゃべり声(うるさいな~)
・自分をまたいで通っていく人たち(足があたる、遅れてこないでほしい…)
・スマホのライト(そっちに目が行き注意がそれる)
もやもやの原因になっている人たちが悪いことをしているわけでもないですし、私を映画に集中させまいと画策しているわけでもないでしょう。
もし私が注意でもしようものならこんな風に返ってくることでしょう。
・「いやいや、映画とポップコーンはセットでしょ!」
・「蹴られた?足を組む時にちょっと前の座席にあたってしまっただけだよ」
・「うるさい?別にちょっとしゃべるぐらいよくない!?」
・「遅れてきてごめんなさい!」
・「スマホ?一瞬LINE確認したかっただけだよ」
そうなんです。この人たちは何も悪くないんです。
イライラせずに映画を見るためにできること
繊細な私にとってはもう少しマナーに気を遣ってほしいと思うわけなのですが、そんなHSPの事情を知る由もない人たちばかりですから自分の考え方を改めるしかありません。
そこで、私が映画館で繊細さを発動させないために気をつけていることを紹介します。
座席は最後列の端っこか真ん中を抑える
私の繊細さが一番発動するのが後部座席からの蹴りです。
蹴りじゃなくて偶然当たってしまっただけという場合がほとんどなのでしょうが、悪意を感じやすいHSPの私は蹴られたと悪い方向に考えてしまうのです。
対策は簡単、最後列の真ん中あたりの席チケットを先に抑えておけばいいわけです。
私は開場時間になったらすぐ入り、最後列の端っこに座るのが一番落ち着きます。
端っこが空いていなければ、最後列のど真ん中ではなく真ん中の席から数えて入り口から遠い側に2、3席のところを抑えるのです。
これはなぜかというと、入り口側から少し遠ざかって座ることで、席に座っている自分の前をまたがれる確率がぐっと下がるからです。
後ろからの視線がないというのは守備範囲の広いHSPにとって本当に安心できる環境ですよね。
また、感情移入の強いHSPは涙もろいですが、最後列に座っていれば泣いている姿が目立つこともないでしょう。
しかし最後列というのは人気が高くすぐに売り切れることもあるため、早めにチケットを用意することをおすすめします。
最後列が取れないならあえて最前列を
最後列が埋まっていてどうしても取れないという場合は、あえて人気のない最前列を選ぶのも手かもしれません。
後列からの視線はあるものの、映画が始まってしまえばどうってことありません。
しかも前方にはスクリーンのみで人の動きが目に入ってこないので注意を逸らされることがないでしょう。
たまにいるんですよね。やたらと身体を動かしたり隣席の人と頻繁に耳打ちするような人が。
そういうのが視界に入ると気になってしようがないという人には最前列がおすすめです。
首が疲れるのと画面が近すぎて字幕を追うのに必死になるというデメリットがあるので私はあまり選びませんが。
あえて自分もポップコーンを頼む
私はポップコーンがあまり好きではないので買うことはまずないのですが、カシャカシャ音にイライラするのも自分がポップコーンを食べないからだと思い、あえてポップコーンを買うようにしています。
そのおかげか、ポップコーンを買った時の自分はイライラすることがなくなったのです。
自分もポップコーン食べてて人の食べる音にイライラするのはありえないですよね。
おすすめはやっぱり飽きにくいノーマル塩味ですかね。
おしゃべりはイヤホンでシャットダウン
特に映画開始前の静かな空間だとこのちょっとしたおしゃべりが耳に響きます。
だったら映画が始まるギリギリに入場すれば?と思われるかもしれませんが、本編上映前の他映画のCMが見れるのも映画館の醍醐味じゃないですか。
だから私はCMが始まるまでは雑音をシャットアウトするために、ノイズキャンセリングのイヤホンをつけて音を遮断しています。
あとはCM開始まで目を閉じて無になってますね。
(最後列の端っこだからできること)
はたから見たらちょっと怪しい人みたいですが、本人は最高に落ち着いてます。
プレミアムシートに座る
東宝シネマズなど、通常席よりも設備や環境の良いプレミアムボックスシートを用意している映画館も増えてきました。
例えば東宝シネマズのプレミアムボックスシートを引き合いに出してみると、
レザーシート
前後の間隔が広い
専用の荷物置き場が確保されている
自分だけが使えるひじ掛け
隣との仕切りの位置が目線くらい高いため、映画に没入できる
鑑賞料金+1000円ほどかかる
前後の間隔に関しては多少広くなったかなという感じなので、後ろからのキックがなくなるわけではありません。
エンドロールが終わって波が引いてから退場する
映画が終わった後の人の波も苦手な私は、エンドロールが全部終わってから遅めに出るようにしています。
あの波に乗って退場すると、映画の余韻にひたる間もなく一気に現実に引き戻されるからです。
R指定の映画は刺激が強いため注意
年齢規制がしかれている映画を見る時は注意が必要です。
過激な暴力シーンなどがあると、HSPは映画が終わった後もしばらくそのシーンが頭から離れないことでしょう。
ただでさえ過激なのにそれが大音量・大画面で迫ってくるのですから受ける影響もかなり大きいといえます。
バッドエンディングの映画は気分が沈むため注意
バッドエンディングの映画ほど後味の悪いものはありません。
HSPだともろに影響を受けてメンタルが落ち込むので映画館で見るのは控えたほうがいいでしょう。
ショックすぎで明日仕事休みたくてしようがなくなるかもしれませんからね。
映画の予告とかでだいたいこの映画ハッピーエンディングかバッドエンディングかわかるでしょうから事前チェックも大事です。
結論:家で映画を見るのが一番落ち着く
それでもやはりたくさんの人が行き交う映画館。
過去に中年男性客が映画が終わったあと、激ギレして店員さんを激詰めしているところを見たことがあります。
何があったかは知りませんが、尋常じゃないほどのキレっぷりで相当怖かったのを覚えています。
何にも脅かされずに映画を見たいのであれば、自宅という最適な環境に勝るものはないでしょう。
家でコーヒーでも飲みながらゆっくり映画を見るのが個人的には最高だと思っています。
今ではわざわざレンタルビデオ屋に足を運ばなくても自宅で映画が見れる時代になりましたよね。
おすすめはお正月など大型連休に入る前にこういった動画サービスに登録することです。
まとまった時間があるため、ドラマやアニメを一気見したり、たくさんの映画を楽しむことができるでしょう。
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