こんばんは、ブルです。
「死にたくなったら筋トレしろ」
みたいなタイトルの本を以前、本屋で見かけたことがあります。
「いや、死にたい人間に追い打ちかけてどうするんだよ…」
「そもそも本当に死にたいと思っている人間に筋トレする労力や余力は残ってないんだけど…」
ってその時は思いましたし、今でもそう思っています。
ツッコミどころしかないタイトルですよね。
筋トレや運動でHSPのメンタルは強化されたか
ただ、よりよい精神衛生を保つためにも定期的に運動したほうがいいなんて話は昔からよく聞きますよね。
私もそれはそうだろうなーと思って、過去、ランニングや筋トレにそれなりに励んでいたことがありました。
時間にして40分から1時間程度、距離にして5~8kmくらい走っていたでしょうか。
走っている時の爽快感や、走り終わったあとの「やりきった感」は確かにありました。
また、田舎から上京して当時都心に住んでいた私は、いわゆる「意識高い系」を目指していたのかもしれません。
フルマラソンの完走は自信に変わったけれど…
日々のトレーニングの甲斐もあってか、基礎体力もアップしてきたため、フルマラソンにも出場するようになりました。
東京マラソン、千葉のマラソン大会に出場し、どちらも無事完走することができました。
この辺はもはや健康目的やメンタル強化のためにというよりは、HSS型HSP特有の好奇心で経験値欲しさに出場した感じ否めませんが、出場が決まってからはトレーニングの日も次第に増えていきました。
週中に2回ほどのランニングと、土日休みには10km~15kmほど走り、結果的にはくたくたになってメンタル強化どころか体が疲れ果ててしまうようになりました。
フルマラソンを完走できたことは、人生を語る上でのネタが増えたことと、昔持久力がなかった自分にとっては大きな自信に変わりましたが、メンタルの長期的な安定につながったわけではありませんでした。
ランニングを継続していた時期に会社を退職していないという事実
私は30代半ばにして、転職回数9回、今の会社が10社目という転職魔でもあります。
HSS型HSPのため、繊細で打たれ弱い上に飽き性、新しい可能性にすぐ目がいってしまうため、仕事が長続きしないんですよね。
高卒で働き始め、30半ばで転職9回ということは、約18年のうちに9回ですから2年に1回のペースで転職していることになります。
でも、ランニングを始め、そこからフルマラソンを2回経験するまで約4年ぐらいの歳月があったのですが、その4年の間はなんと一度も退職(転職)していないのです。
しかも当時働いていた会社はゴリゴリの体育会系営業会社で、みなし残業も40時間あり、月に40時間は必ず残業を強いられていました。
HSPの私はパワハラ、アルハラの嵐をよく経験しましたし、今思い出すとよくあんな会社に6年近くもいたもんだなとつくづく思うものです。
でも今思い返してみると、ランニングの習慣化が、メンタルに好影響を及ぼしていたに違いありません。
どんなに会社で嫌なことがあっても、外を走って汗をかくことで、気持ちをリセットすることができていたのです。
継続して走り続けることでメンタル強化につながる
フルマラソンは一大イベントですから、当選決定からマラソン大会当日までは高いポテンシャルを保つことができるのですが、終わった途端、疲労困憊&超絶やりきった感でしばらく走るのもういいや!ってなるんですよね。
マラソン大会に出ることが悪いことではないのですが、メンタル強化のためにというのであれば、一回にがっつり10kmとか走るのではなく、距離や時間は少なくてもいいので、定期的に継続することのほうが大事ということがわかりました。
例えば、週に3、4回、30分程度ジョギングする、みたいな自分にとって無理のない目標を立てて、それを続けたほうがいいでしょう。
走る場所が重要
HSPはその繊細さから、周囲に気を遣いがちです。
私なんてかなり向こうから歩いて来る人が見えたら、相手がまだだいぶ先にいる状態から避けるためのポジション取りを始めるほどです。
ですから、走る場所が非常に重要です。
また、HSS型HSPであれば、トレーニングジムに置いてあるようなランニングマシンでは光景に変化がないため、退屈してしまうかもしれません。
ジムだと人の目が気になりますし、風景が変わる外のほうがHSS型HSPのお出かけ欲も満たされるので、広めの歩道を使って、近所のだだっ広い公園まで走って、園内をぐるぐる走って帰宅するという流れでした。
HSPは安全も確保できないと落ち着かないと思います。
近くに広い公園や、長い直線がある河原なんかあったら最高ですね。
メンタル強化に筋トレやランニングだけでは足りなかったものは「たんぱく質」
実は今の私はランニングはしていません。
感染症の流行に伴って国が緊急事態宣言を発令することもあって、外に出る機会はめっきり減りました。
ただ、ずっと家に引きこもっていては運動不足になると思い、毎日15分間、全身ストレッチを欠かさず行うようになりました。
家に懸垂バーもあり、週に3回はストレッチ+腹筋、背筋、腕立て、懸垂を行うようになったのですが、在宅勤務で平日外に出ることもなくなったのに疲労感が解消されず、メンタルが落ち込む日も増えるようになりました。
タンパク質とメンタルヘルスの関係
たんぱく質がメンタルヘルスと密接な関係があることをご存知でしょうか?
セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどのメンタルヘルスに関連の深い神経伝達物質は、たんぱく質からつくられます。おにぎりやパンだけなどの偏った食事が多いとたんぱく質が不足し、神経伝達物質の材料が不足してしまいます。
食生活とメンタルヘルス|心も体も健康に
つまり、ただでさえ繊細で打たれ弱いHSPにこのたんぱく質が欠けていたとしたら、防御力ゼロ、いやむしろマイナスの状態といっても過言ではありません。
そんな状態のHSPが、タンパク質をモリモリ取っている非HSPと対峙した場合、軽トラック(HSP)が大型トラック(非HSP)に立ち向かっていくようなものでしょう。
HSPは平常時ですでに非HSPと比べてメンタルにおいては不利な状態なわけですから、意識すれば摂れる栄養素、タンパク質を補わないのはもったいない話です。
弱メンタルのHSPにタンパク質は必要不可欠
転職回数の多い私は、逃げ癖がついていて、ちょっとでも凹むことがあると、問題解決に向けて努力しようとするのではなく、辛さから逃げたい気持ちと新しく何か取り組みたいというHSS型の部分もあいまって、退職、転職のことばかり考えるようになっていました。
また、HSPの繊細さから気を遣いすぎて、1日仕事をしたらぐったり疲れ果ててしまうこともあり、何かの病気なのではないだろうか?と思うほどでした。
でも、健康診断ではオールAだったり、健康体なんですよね。
それでも在宅勤務でデスクワークでこんなに疲れるのって、やっぱりHSPゆえの神経の使い過ぎもあると思うんです。
そんな状態でがむしゃらに10kmとかランニングしてても、余計に疲れてむしろ逆効果にもなりかねませんよね。
タンパク質が足りていない人が多い
1日に必要なたんぱく質の量をご存知でしょうか?
成人男性で約60g、成人女性で約50g必要といわれています。
これを食事で摂取しようとすると、男性の場合牛の赤身肉約300gが必要です。
もちろん他の食材でもタンパク質は含まれていますが、毎日毎日この50~60gを摂取するのってなかなか難しいと思いませんか?
私なんて朝食パン、昼カップラーメン、夜は普通の夕食というパターンが多いため、これでは夜がっつりステーキでも食べなければ、とても60gも摂れるものではないなと思ったのです。
そこで、プロテイン摂取でどれぐらい自分のメンタルに違いが出るのか試してみたいと思うようになり、プロテイン習慣を始めることに決めたのです。
少量のプロテイン摂取でOK!
私、30代半ばにして、人生で初めてプロテインを買ったんですね。
ただ飲んだことがないわけではなく、過去にゴールドジムの体験入会的なものに行ったとき、数回飲んだことがある程度です。
飲んだことがある方ならわかると思いますが、甘いジュースですよね。
バナナ味があったので牛乳で割って飲んだらバナナミルクの出来上がりです。
別にマッチョになることを目指して買ったわけではないので、1回30gの1日3回で90gもタンパク質を摂る必要はありません。
あくまでトレーニングをたくさんする人が必要な量ということでしょう。
少なからずかもしれませんが、通常の食事でもタンパク質は摂れているわけですから、在宅勤務の私がプロテインだけで1日60gも摂る必要はないのです。
私はコスパも気にするので、1回の摂取量を20g(スプーン2杯分)に抑え、それを週に3回曜日を決めて飲むようにしました。
仕事の時に少しでも強いメンタルであってほしいため、飲むタイミングは日曜、火曜、木曜の晩に軽い筋トレ&ストレッチをしたあとに飲んでいました。
プロテイン習慣継続3ヶ月で実際メンタルは強くなったか?
継続すること3ヶ月。
摂取前と摂取後で、自分のメンタルにどんな変化があったか、結論からいうと「気の持ち様」が変わりました。
今までは仕事上でのちょっとした嫌なことでくよくよして、仕事が終わったあとも引きずることが多かったのですが、負のループのような思考パターンを軽減することができるようになりました。
例えば、今までは風呂場でその日の嫌なことが思い浮かんだり、翌日の仕事で起こる最悪な事態を想定してみたりという考え方に陥ることが多かったのですが、プロテイン習慣を始めてからは、ネガティブ思考になることが減り、前向きな気持ちや楽観的に物事を捉えられるようになりました。
HSPの場合、意識していないと基本繊細なほうに心は傾くものですが、プロテインを飲むようになってからは意識的でなくても自然と心が強くなったように感じます。
また、なぜ毎日ではなく週に3回だけ飲むようにしたのかについてですが、単にコスパのことを考えていただけではありません。
飲んだ日の翌日と、飲まなかった日の翌日のモチベーションの違いを自ら検証したかったからです。
結果、飲んだ日の翌日のほうが、はるかにテンションを上げて元気に仕事をすることができました。
HSPなら一度は試してみてほしいタンパク質習慣です。
こんな方にはぜひおすすめしたいです。
・食事だけで必要なタンパク質が摂れていない方
・しっかり睡眠はとっているのになんだか体がしんどい、だるい
・毎朝仕事に行くのが憂鬱
・仕事を辞めることばかり考えている
・ずっとネガティブ思考
上記ひとつでも当てはまったら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
プロテインのコスパはいかに?
私が愛飲しているBUMPSは1kg入り約3,000円くらいなのですが、週3回、1回20gで摂取したところ、ちょうど3ヶ月でなくなったため、1ヶ月あたりの費用は約1,500円以下です。
勝手なイメージでプロテインはお金がかかるもの、というイメージがあったのですが、月1,500円以下で気持ちに変化が現れてくれたので私にとっては安い買い物ですね。
ただ、それでも高いと感じる方は、「今日の仕事疲れたな、明日仕事嫌だな」と思ったその日の晩にプロテインを飲むようにしてください。
個人的な感想ですが、19時くらいに飲んだ場合は翌日朝から元気になっていて、寝る前の23時くらいに飲んだ時は翌日昼頃から調子が出てくるので、寝る前に飲むより早い時間に飲むのがいいかなと思ってます。
そうすることで、費用も安く抑えられますし、翌日効果も感じやすいと思います。
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※本記事は筆者個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
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