こんにちは、ブルです。
HSS型HSPの私は時に、根拠のない自信があふれることがあります。
貯金があまりない ⇒ これから稼ぐから大丈夫
30半ばで正社員から派遣社員に ⇒ まあなんとかなるでしょ
HSS型HSPの根拠のない自信はどこからくる?
こういった根拠のない自信はどこからくるのでしょうか。
自問自答したところ、「今までもなんとかなったから」というのが私の答えでした。
確かに根拠も何もないですよね。
将来のことより目先のことで頭がいっぱい
一般的にHSPは思考が深いなどと言われますが、だからといって将来のことを深く考えているかというとまた違います。
私の場合は目先のことで思考がいっぱいになり、先のことに関してはというと「なんとかなる」で済ませてしまう傾向にあるのです。
目先の問題をクリアしたら次の問題に直面するまで、「根拠のない自信」が発動する状態になるのです。
繊細なHSPですから、将来の不安にまで目を向けると正気を保っていられないので、あえて頭の中から排除しているのかもしれません。
楽観主義でいられるのはメンタルが安定している証拠
そもそもいつも不安を抱えているHSPが「根拠のない自信」を口に出す時というのは、物事がうまくいっているからでしょう。
プライベートや仕事が順調で、特に不安要素を抱え込んでいなかったり、自己肯定感を持てている証拠です。
逆に問題に直面していると、不安な気持ちでいっぱいになり、楽観主義どころか気持ちが落ちるところまで落ちてしまいます。
楽観主義と落ち込む時の差が激しいのがHSS型HSPのもろいところでもあります。
なんとかならない時は突然やってくる
楽観主義が悪いというわけではありませんが、現実が厳しいのもまた事実です。
私自身、30半ばで正社員を辞めた直後は、正社員の就職活動を行っていましたが、100社以上WEBから応募したにも関わらず、面接にこぎつけたのはわずか10社ほど、内定は1件しかいただけませんでした。
その内定も条件があまりよくなかったため、これなら派遣の方が給料もいいからという考えで派遣に登録したところ、好条件の会社がすぐに見つかったのです。
その時は今までの苦労はなんだったんだと思ったのですが、会社側としてはよほどの戦力として期待できない限り、30代半ばを正社員として採用するという考えなど毛頭なかったのでしょう。
そう考えると年齢の問題は必ず出てきます。
年齢があがると病気のリスクもあるでしょう。
病気で休職しなければならなくなった時に正社員だと会社としてはコストがかかるので、中高年を雇うのに企業は慎重になるのです。
働けなくなった時に備える
楽観主義や根拠のない自信は、HSS型HSPの変わることのない気質の問題ですから、これから考え方を変えられるというようなものでもありません。
正社員として働くのが辛い、しんどいと思っているHSPも多いでしょう。
終身雇用という考え方がなくなりつつある現代において、正社員だから安心とはいえなくなりました。
正社員ですら厳しい世の中なのであれば、非正規雇用やフリーランスはもっと厳しいかもしれません。
ですから、将来働けなくなった時にまったくの無収入になることを念頭に置くべきです。
「医療保険に入っているから大丈夫!」ではありません。
入っている保険の種類によりますが、入院費や治療費は保険で賄えるかもしれませんが、その間無収入の人が家や車のローン、維持費をどうやって支払っていけるでしょうか。
所得補償のあるサービスがおすすめ
単なる医療保険ではなく、働けなくなった時の給与補償がなされるサービスも最近は充実してきました。(派遣会社が独自で働けなくなった時の保険を用意している場合も有り)
GMOが運営するフリーナンスでは、個人事業主やフリーランス向けに「万が一」に備えた補償制度を用意しています。
私は個人事業主ではないのでサービス利用は受けられないのでしょうか?と運営窓口に問い合わせたところ、「届け出を出していなくても大丈夫です」との回答をいただきました。
また、正社員や派遣社員でも大丈夫かも問い合わせたところ、「副業をしている方であれば大丈夫です。」とのことだったので、派遣社員のかたわらブログを副業としている私も入ることができるということがわかりました。
例えば、所得補償サービスのひとつである「あんしん補償プラス」だと、病気やケガで働けなくなった時に自分が受け取りたい金額をこちらで決めると、それに対して月額の掛け金が算出される仕組みになっています。
例:35歳-39歳のライター業務をしているフリーランスが休職時月額20万円欲しい場合
月額掛け金:1,180円
※公式サイトシミレーション結果となります。(2020年12月現在)
こんなに掛け金が安くて保障が手厚いのはいいですよね。
また、仕事中の事故や納品物の欠陥による補償があったり、情報漏洩や納期遅延で生じる損害からも守ってくれる制度があります。
何かあってからでは遅い
私は気持ちは20代のつもりですが、実際は気づいたらもう30半ばです。
家族を養っている立場で、現状派遣社員の身です。
例えばある日私が病気やケガで倒れて働けなくなったらどうなるでしょう。
妻を朝から晩まで働かせ、子どもの面倒を見る時間もなくなり、車を手放したり住む家をもっと安いところにしないといけないかもしれません。
根拠のない自信だけをたよりに生きていると、なんとかならなくなった時に失うものは多いのです。
かといって今後、辛かった正社員に戻ろうという心構えもありません。
ですからせめて家族を守るためにも、私は派遣会社が用意している給与保証の保険に入りました。
家に関しては団体信用生命保険に入っているため、私が不慮の事故・病気等で亡くなった場合ローンも返さなくて済むようにしています。
まとめ
私が将来のことを少し考えるようになったのも、家族ができたことや、自分が派遣社員という立場になったからでもあります。
派遣社員でいると、毎月契約更新の書類が郵送で送られてきて、来月一か月間の契約の旨が記載されています。
この紙を見るたびに、再来月は仕事がないかもしれないと不安になることがあります。
今までだと「なんとかなるだろう」で済ませていましたが、今はいつ仕事を失っても大丈夫なように、一人で稼いでいくことができるようにスキルを磨いたり副業をがんばっています。
明日、何が起こるかわからない世の中、十分な備えをすることで、「根拠のない自信」から、「根拠のある自身」に変えていきましょう。
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