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【幸せになれない】アダルトチルドレンがもたらす人生の虚しさとは

にこちゃんボールが海に浮いている アダルトチルドレン

こんにちは、ブルです。

アダルトチルドレンで生きづらさを感じる私の日常はこんな感じです。

アダルトチルドレンの私の日常
  • 漫然と場当たり的に今日を生きている
  • 生活するためになんとなく働いている
  • 物事を深く突き詰めて考えることが苦手
  • 意思決定の場面を嫌う

自分でいうのもなんですが、つまらない人生を歩んでいたと思います。
アダルトチルドレンになる要因として幼少期から機能不全家族で育ったことがあげられます。

機能不全家族といっても様々ありますが、代表的な例としてはアルコール依存症の親の元で育った子どもがアダルトチルドレンの示す性質を持ち合わせているといえます。

機能不全家族の例
  • アルコール依存症
  • 縛りつけ(過保護、過干渉)
  • 見捨てられ(育児放棄)
  • 虐待

子は生まれてくる親を選ぶことはできません。
また、面倒を見てくれる「誰か」がいなければ生きていくことはできません。

その「誰か」というのは普通親であるべきなのですが、その親自体が問題を抱えているせいで、子は悪影響に晒され続けて大人になり、アダルトチルドレンという生きづらい人間になるわけです。

今回は、少し生きづらさが解消された私が、今もアダルトチルドレンで苦しんでいる人の助けになれればと思って記事にしました。

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アダルトチルドレンが人生の意義を持つことの難しさ

他の記事でも書いてきてはいますが、私の育った家庭が機能不全家族だったといえる理由は二つ。

アルコール依存症の父親と、ある特定の組織で育った母親からの縛りつけでした。

特にこの母親からの縛りつけに関しては、母親が所属していた組織の教えに基づいていました。
私も組織とともに歩むよう育てられたため、組織の教え+母親という二重の束縛を経験することになりました。

組織、そして母親の意に反することで母はひどく悲しみました。
条件付きの愛情というのも組織が無理はないでしょう。

そこに父親のアルコール依存症による問題が加わり、毎日のように大声で喧嘩する両親を見てはやるせなさを感じていました。

この家庭内の問題の厄介なところというのは、命の危険などに晒されない限り逃げ場がないことです。

両親がひどく罵りあっていたとしても、部屋の隅で耳を塞いで1秒でも喧嘩が早く終わるよう祈るくらいのことしかできませんでした。

場合によっては別のところに住んでいる祖父母に育てられるということもあるのですが、それが親の育児放棄によるものならそれはそれで子どもにとって大きな傷を残すことになります。

「自分らしく生きる」の意味がわからない

よくTwitterのプロフィール欄などで、「自分らしくある」とか「自分らしく生きる」といった言葉を耳にすることがありますが、正直私には何が自分らしさなのかがわかっていません。

無理もありません。
組織のため、母親のために人生を歩んできた私ですから、そこに自分のやりたいこと、なりたいものなどなかったのでしょう。

人生の選択、決定を自分でできなかった私は、自主性や主体性を持って動くことができなくなりました。
自分軸ではなく他人軸を歩んでいたからです。

これだ!という断定的なものいいをするのが苦手で、他人から判断を委ねられた時に優柔不断になるのが当たり前になってしまいました。

アダルトチルドレンにとって「自分らしさ」はものすごく遠くにあって手の届きにくいものといっても過言ではないでしょう。

自分らしく生きている!と自信を持って言える時、その人は既にアダルトチルドレンを克服しているのです。

周りの環境が変わっても自分は変わらない

年齢を重ね、今となっては結婚して子どもができ、家を購入したりと人生の大きなライフイベントをこなした私ですが、はた目から見たら普通に順風満帆に見える人生を歩んでいると思うことでしょう。

しかし実際の自分はというと、周りはどんどん変わっていっているにも関わらず、自分の心境には大きな変化が見いだせなかったのです。

もちろん家族を愛していますから、家族のために自分の人生を全うする、これが人生の意義と言われれば確かにその通りです。

その通りなんですが、それがしっくりこないのは恐らく「自分の」幸せをすっ飛ばして家族に目を向けていからに他なりません。

自分軸で生きるにはまず自分が幸せになることを考える

私は親元から離れてもう10年近くたちますが、それでも親のことが頭から消えるということはありません。
親の期待を裏切った罪悪感というものから解放されないため、「自分は幸せにはなれない」「幸せになってはいけない」という考え方を抱いてしまうのです。

これが自分一人の人生ならばいいのですが、結婚して気づいたんです。
自分の不幸さや不幸な考え方が妻や子どもにも伝わると、家族が気の毒でならないと。

私も妻も幸せになるために結婚したのに、不幸な考え方の私がそばにいては家族の幸せも奪うことになるんです。
じゃあ家族を幸せにするために自分がまず幸せになろうと考えるようになりました。

やりたいことをひたすら列挙する

些細なことでもいいんです。
ちょっと手を伸ばせばできそうなことから、絵にかいた餅のような話でもいいですから自分がやりたいこと、なりたいものを紙でもブログでもいいので書き出しましょう。

ポイントはできるだけお金と時間がかからない少し努力すれば手の届くものを幾つか入れておくのがおすすめです。

これらをすぐに目につくようにすることで、定期的に見返せるようにすることでモチベーションをあげることが可能になります。

やりたいことリストを見える化する方法
  • 目標を書いて部屋の壁に貼る
  • スマホのメモ帳に記録しておく
  • スマホの待ち受けにする
  • 家族や友人に話す

私のやりたいことリストは下記にアップしているため、たまに見返しては項目を追加しています。

このようにすることで、やりたいことを達成するためにはじゃあ今何をしなければならないかが見えてきます。
すると、何気なく生きてきた毎日が少し熱を帯びるようになってきます。

目標を達成して得られた喜びや達成感は、アダルトチルドレンにとって人生に意味を持たせるものとなるはずです。

アダルトチルドレンが少しでも楽しい未来を想像できるようになれますように。

アダルトチルドレン
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繊細さんの自己紹介
ブル

HSS型HSP(スコア114)とアダルトチルドレン。四国の片田舎育ち⇒20代半ばで上京⇒現在30代半ばで家族とともに東京在住。繊細で好奇心旺盛なことから仕事が長続きせず、すでに9回の転職を経て現在10社目。不安の強いHSPが生きやすく、働きやすくするための気づきを発信しています。特に私にとって最大の悩みの種である【仕事】について日々考える。※ブルは雄牛の意。穏やかで力強い雄牛のようになりたい人。Twitterやってますので気軽にフォローしてください!

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