こんばんは、ブルです。
転職9回も去ることながら、引っ越しを6回経験している私。
親が転勤族とか、自分が転勤のある会社に勤めていればたいして珍しいことでもないのでしょうが、私の場合仕事起因による引っ越しはゼロ。
しかも20代半ばから30代半ばまでの9年の間に6回引っ越ししているんです。
つまり、1年半に1回の頻度で引っ越しを繰り返してきたことになります。
今回は、HSS型HSPと引っ越し回数が多いことの因果関係について、また今までの引っ越しについて振り返ってみることにしました。
引っ越し好きはHSS型HSPが関係している?
HSS型HSP(刺激追求型HSP)は、飽きっぽい、好奇心旺盛といった特性を持ち合わせています。
私の場合転職9回という仕事の続かなさに加え、住む家までも転々としてきたのです。
転職9回の理由としては、仕事に飽きてしまったり、上司のパワハラに耐えられなかったりという理由がほとんどで、HSPの繊細な部分とHSS型の特性が半々くらいの割合で関与していました。
引っ越し6回に関してはどうでしょう。家さえも飽きてしまったのでしょうか。
引っ越し理由を思い起こしてみましたが、HSPの繊細さゆえに今の家に住むのが耐えられない!というう理由に加え、新たな環境に身を置きたいというリセット思考が共存していました。
転職回数と引っ越し回数が多いこと、これはどちらもHSS型HSPという気質が大きく影響している表れだと私は確信しています。
今でこそ家庭があり持ち家を購入しているので落ち着きましたが、もし自分がまだ結婚していなければ海外移住すらしていたかもしれません。
外国語は全く話せませんが、そこはHSS型HSPの根拠のない自信というやつでなんとかなるだろうとすら思えてしまうのです。
6回の引っ越しの内訳はこんな感じです。
親元を離れ一人暮らしを始めた最初の引っ越し
田舎で育った私は都会に憧れ、実家のある県の県庁所在地に引っ越しをしました。
間取り1DK家賃4万円弱(駐車場代込み)のアパート。
親元を離れるのが初めてで、人生で一番テンションがあがった瞬間だったことを覚えています。
余談ですがこの頃はロフト付きのアパートに憧れてましたね。(自分だけの秘密基地のような空間にそそられていました。)
どんなに夜遅く家に帰っても誰も文句を言う人はいないし、休みの日であれば朝何時に目を覚ましても何も言われない。
この時は家族がいなかったりご飯を作ってくれる人がいない寂しさも多少ありましたが、何よりも自由を求めていた私は一人の開放感の方が圧倒的に上回っていました。
ただ激安家賃&木造アパートだったため一人暮らしとはいえ隣室の物音や咳払いが聞こえてきたのにはさすがに参りました。
自宅なのに物音にかなり気を遣っていたところあたり、今思うとHSPらしさが出てたなと思います。
次なる引っ越しは、当時勤めていたブラック企業の重圧に耐えきれず辞めたことがきっかけになりました。
都会&ルームシェアに憧れた引っ越し
二回目の引っ越しは友人が運営するシェアハウスへの誘いに応じたことがきっかけでした。
その場所があったのは東京。20代後半にしてまさか上京することになるとは思いもよらないことでした。
ちょうど仕事を辞めた時だった私は、両親に東京に行くと告げ、着の身着のままルームシェアをする運びとなったのです。
そこは山手線駅徒歩7分ほどの物件で、田舎から出てきた私にとっては駅直結のタワーマンションを目印に毎日出勤をしていたのを思い出します。
タワマンを見上げることで都心に住んでいる自分に酔っていたのが懐かしいです。
大都会東京にHSS型HSP欲がそそられ、満たされていくのを感じましたね。
しかし、シェアハウスはそれはそれで楽しかったのですが、やはり一人の時間も重要なHSPにとってルームシェア生活は少し負担が大きかったように思えます。
本来一番安らげる場所でなければならない家に知らない人が住んでいるわけですから、繊細なHSPからしたら気の休まる暇がないというものです。
よかったことといえば家賃の破格さでしょう。ルームシェアの時の話については下記の記事に詳細を書いていますのでご覧ください。
東京での一人暮らしに憧れと期待を込めての引っ越し
ルームシェアに限界を感じた私は、東京で初の1人暮らしをすることになりました。
収入がある程度まとまって入るようになったため秋葉原に引っ越したのですが、ここでの家賃が月10万円。
物件が分譲賃貸、単身用マンションだったということもあり、騒音はまったく気にならずHSPでも快適に過ごすことができました。
ただすぐそばに首都高速が走っていたため、窓を開けると車の走行音が気になりましたね。
あと首都高の関係か排気ガス等でさすがに空気は悪かったです。
築浅マンションできれいだったのですが、当時の仕事を辞めたせいで収入がなくなり、更にこの時彼女ができたことで更に金欠となり引っ越しを余儀なくされました。
金欠によるルームシェアに出戻り引っ越し
金欠になって引っ越しというのは厳しく、なぜならいくら現在より家賃が安いところを選んだとしても初期費用や引っ越し費用がかかるからです。
じゃあいかにその費用を抑えることができるか。そう、元いたシェアハウスであれば友達の家なので初期費用0円、引っ越し代だけで移動することができたのです。
またルームシェアか、ストレスが溜まるなと思いつつも背に腹は代えられません。人間追い詰められるとHSPといえども我慢できるものですね。
この安い家賃を利用して、結婚の資金と結婚後の住居に引っ越す資金をせっせと貯めていきました。
結婚に向けた引っ越し
ある程度お金も溜まったため、入籍する1ヶ月ほど前にルームシェアを再び卒業し、新居に引っ越すことに。
東京23区内でも比較的家賃が安価な区に引っ越すことになりました。
初めての1人暮らしの際の木造アパートで隣室の音がすごかったのを思い出して多少古い物件でもいいので鉄筋コンクリート物件を選びましたね。
2DKの物件で広さは50㎡ほど。
結果、隣室の音もほとんど気にならず、大満足の物件となりました。
この引っ越しに関してはHSPやHSS型HSPが唯一関与しない引っ越しでしたね。(結婚するのにルームシェアに住んでるわけにはいかないので当たり前といえば当たり前ですが…)
子育てのための引っ越し
次なる引っ越しは、子どもができて1年ほど経った頃のことです。
子育てに疲れ切ったことでストレスも倍増。妻も育児にすっかり疲れてしまい機嫌の悪い日が続くようになりました。
人の多い都心だと、ベビーカーで出かけても移動が大変だったりギャン泣きが始まると周囲の目が気になったものです。
仕事ではちょうど部署異動で嫌な上司にあたったこともあり、仕事を辞めるということをきっかけに妻の実家近所(東京都下)に思い切って家を買うことにしたのです。
仕事を辞める前にローンを組み、家が購入できたあとに退職しました。
引っ越しは成功でした!
都心にいたら絶対に所有できなかったであろう車も購入できましたし、何より人が少なくのびのびと子どもを育てることができるようになりました。
ドライブ好きでHSS型HSPの私にはやはり車が必要だったようです。
この引っ越しに関しては、仕事も辞めて家も買って新たな一歩を踏み出したい!そんなHSS型HSPのリセット思考が強く働いたからだと思います。
都心から東京都下に引っ越してよかった点については下記の記事に詳細をまとめていますのでぜひご覧ください。
まとめ
20代半ばから30代半ばまでの6回の引っ越しについて思い起こしてみましたが、転勤等仕事の理由は一切ない中で、9年間で6回の引っ越しというのは自分でもやっぱり多いなと感じました。
計画的とはいえない身の丈にあわない都心での一人暮らしなんかは、なんとかなるだろう、未来は明るいというHSS型HSPの冒険心というか根拠のない自信から生み出されたものでした。
しかし私も気が付けば35歳。
家を購入し子どもがいることも考えるとこれからの動きは制限されることになります。
せっかく購入した家ですから、しばらくはインテリアを充実させたり、家具の配置換えなんかをして目新しさを追求していけたらと思っています。
年齢とともにHSS型HSPの刺激追求が衰えてくれればいいのですが、まだまだ健在しているようです。これで家族で海外移住とか言い出したらそれこそHSS型HSP日本代表を名乗れそうですね。
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