こんばんは、HSPスコア114(-52~140)のブルです。
HSPからしてみると、自分に自信がなく短所ばかりで自身を卑下している方も多いはずです。
しかしこの短所と思える特性が、場合によっては長所になることもあるのです。
ではその能力を見ていくことにしましょう。
HSPの長所

長所1.研ぎ澄まされた感知力と鋭い洞察力
皆さんも車のアラウンドビューというものはご存知でしょうか?
バックモニターをご存知の方は多いかと思います。最近の車にはおなじみになりましたが、車をバックさせる際、ナビの画面が車の後方を映し出す衝突防止の優れた機能ですよね。
しかしアラウンドビューというのは車を上方から360°見渡した映像がナビに映るので、バックモニターと比べても周囲の空間認識力が圧倒的に勝っているといえるでしょう。
HSPはまさにこのアラウンドビューを実装している車と似ています。
周囲を察知するアンテナが発達しすぎており、言葉や音に過敏に反応します。
特にそれが自分の苦手とする相手の声やたてる物音だと、鋭い感覚をもった耳や目がそれを敏感に察知し、脳髄に響き渡ります。
つまり、見逃し、見過ごし、聞き逃し、聞き過ごすことが困難なのです。
また、相手の言葉や物音の意図するところを深読みしたり、裏にある悪意まで見え透くこともできてしまうこともあるでしょう。
これは一見短所に思えるかもしれませんが、周囲の空気を読みすぎるこの能力は場合によっては武器になります。
長所2.言語能力が高い

HSPを定義づけているサイトでは言語能力が高いと言われています。
言語能力というと話すのが得意という印象を受けるかもしれません。
なので私なりの解釈では言語能力とはちょっと違うと思っています。
なぜなら私はそんなに人と話すことが得意ではないからです。
相手の言わんとしていることが分かりやすかったり、相手の意図に沿った言葉の返しが瞬時に思いついたりするのです。
つまり読解力や共感力が高いといえるでしょう。
しかし心の声を発することができないこともしばしばです。
HSPに向いている仕事とは?

サラリーマンは向いていない?
私は現在サラリーマンですが、これはHSPにはあまり向いていないと思います。
年功序列の会社が多かった昔と比べて、今は実力主義の会社が増えています。
そういった競争化社会の中で働くHSPサラリーマンは正直いってしんどいです。
他人を蹴落としてでも上にあがりたい人間や、高圧的な上司、過大なノルマや重たいタスクなど、ストレスがたまらないはずがありません。
私なんて高圧的な上司が近くにいるだけでストレスですし、怒られてもないのにいつ自分に矛先が向けられるかといった恐怖で話しかけられるだけでびくついてます。
ただ上記に関しては別にHSPであろうがなかろうがみんなストレスを感じるところでしょう。
しかしHSPはそのようなストレスを人一倍敏感に感じやすいことに加え、そのストレスにさらされた人たちと過ごすこと自体がストレスなのです。
管理職採用を目指す
ある程度社会人経験がある方なら管理職採用を狙ってみることもできます。
この空気を読みすぎる能力をサラリーマンとして活かすのであれば、偉くなることです。
偉くなる、いわゆる管理職になれば、部下の面倒を見たりマネジメントをする立場になるでしょう。
管理職としてのHSPのメリットをいくつか挙げてみました。
メリットもあれば当然ネック、デメリットもあります。
上記あらためて考えると管理職もいいものとは言えない気もしてきました。

向いているといわれているカウンセラーはどうなの?

HSPが向いている職業について私もいろんなサイトを調べたんですが、大体どこのサイトでもカウンセラーが入っていました。
一対一のカウンセリングなら周囲から入ってくる情報も少ないでしょうから落ち着いて話ができると思います。傾聴し、共感できるので相手も話しやすくなるでしょう。
ただそれを職業にするほど求人があふれかえっているわけではないでしょうし、カウンセラー系の資格が必要な場合もあるでしょう。
国家資格だと独学では取得できないものもあるため、ハードルもあがります。
資格なしで働けたとしても、一家を養うのに十分な収入が得られないかもしれません。
30歳過ぎてHSPだと気づいた私のような人間よりも、若い段階で気づいてカウンセラー系の資格が取れるような学校に進める方に向いているかもしれません。
プログラマー・システムエンジニア
日本のシステムエンジニア業界は人手不足がささやかれています。
内容が難しそうといった声や、残業時間が多くブラックな印象を持っている人が多いからでしょうか。
ただ作業としてはひたすらパソコンでプログラミングを行う作業ですから、営業したり人とずっと話す必要もありません。
リモートで自宅で人目を気にせず仕事ができたり、将来的にはフリーランスエンジニアとして会社に依存しない生き方も目指すことができます。
黙々と作業することが嫌でなければ高給なプログラマーを目指してみるのもいいかもしれません。
プログラミングスキルを身に付けてさえいれば求人もかなりの数あるため、くいっぱぐれるようなことはそうそうないでしょう。

在宅ワーク
私は今派遣社員で在宅ワークを行っていて、出社は月にたったの2回です。
仕事内容もでデータ入力系で正直言ってめちゃくちゃ楽です。(時給1,700円)
こちらについては別途記事を用意していますので在宅勤務に興味のある方は下の記事をご覧ください。
HSPはライター・ブロガーがおすすめ!

HSPの優れた能力として、「思考が深い」というものがありました。
【深い思考ができる】
HSPは深く考え
物事を多方面から捉えることができます。たとえ1つの情報からでも
引用元: HSPの能力 | HSP診断テスト
考え出される数は時に膨大で
整理が追いつかなくなるほどです。
これはこのように言われて初めて気が付いたことですが、確かに言われてみると私も考えがとめどなく溢れてくる時があります。
周りもみんなそうなのかなと思っていましたが、HSPを知ってからは自分のはちょっと違うんだなと確信が持てるようになりました。
一つの思考を深堀りできたり、そこから新たな考えに派生したりと、「膨大」「整理が追いつかなくなる」という表現は読んでいて本当にその通りだと思いました。
そしてその思考の深さはマイナスに働く時が多いです。
特にお風呂に入っている時などに、仕事であった嫌なことや、不安や心配事がものがどっと押し寄せてくることあります。
これをプラスに転換させるにはどうしたらいいか考えたときに、ブログやライティングが向いていると思いました。

ライター、ブロガーが向いている理由
- 思考が深く、アイディアや情報が次々と湧いてくる
- 接する相手が人ではなく物のため気を遣わない
- 場所や時間を選ばず一人でできる
- 普段口にできないことを記事にできることでストレス発散にもなる
最後の箇所の捕捉ですが、 思考が深くて膨大でも、控えめなHSPの気質上言葉できないことが多々あります。
言いたい本音が脳の中に10個ほど瞬時に浮かびあったとしても、実際に相手に口にできる言葉は建前の1個なのです。
それを毎日繰り返しているとストレスでしかありませんよね。
私個人としてはこの「深い思考ができる」という点をプラス方向に働かせることができた時、最強の武器になると思っています。

ブロガー・ライターになるためにはどうすればいい?

やったことのない人がいきなり記者になったりプロのコラムニストになったりするのは大変でしょう。
まずは個人のブログを立ち上げてみるのはいかがでしょうか。
無料で提供しているブログサービスは山ほどありますし、収入を生むことができるようなアフィリエイトサービスも多数存在しています。

それでアクセスが稼げるようになり、注目をされるようになるころには収入もでき、ライターとしての仕事が舞い込んでくるようになるかもしれません。
日常の思考の中で「これは記事になる!」と思ったことや、自分の素直な感情がたくさん浮かんできたときはすかさずメモを取るようにしましょう。
私の場合はiphoneのメモ帳機能を立ち上げてすぐに考えを打ち込めるようにしてあります。
そうすることで電車通勤している時のいわゆる無駄な時間を有効活用できるようにしています。
私は使ってないですが、「Hey siri!」とiPhoneに話しかけて「〇〇とメモして」と頼めば文字を打ち込まなくてもメモ帳に記憶してくれる機能なんかもあります。
また、ブログを書くにしてもお題をどうすればいいかわからないという人も多いことでしょう。
お題さえ決まれば後はいろんな考えが思いつくのに、と思っているHSPさんは絶対いらっしゃるはずです。
そんな方たちにまずおすすめなのは在宅ワークのライティング業務を請け負うことです。
「在宅 ライティング」などで検索すれば多数の仕事が見つかるはずです。
※怪しい情報商材系のサイトにはご注意ください。
ライティング業務を委託してくる雇用者がいる場合、お題は用意してくれている場合がほとんどです。
その中で自分の得意分野を選択し、ステップアップされることをおすすめします。
しかも提供されるお題というのは今後自身のブログを運営する側になった時に参考になるものばかりのはずです。

ブログで稼ぐ仕組みについて知りたい方は下記の記事もご覧ください。
まとめ
HSPにはサラリーマンは向いていないなどと書きましたが現実問題大部分の人はサラリーマンやOLといった方が多いしょう。
ですのでいきなり脱サラしてライターになろう!とかブロガーになろう!というのは無茶な話です。
そしてその辛いサラリーマン生活も人間としての幅を広げるものと思っています。また、何を隠そうそうした経験はすべて記事になるのです。
慣れるまではある程度の下積みは必要かもしれませんが、このライター、ブロガーというのはコツを掴めば化ける可能性を秘めています。
実際ブログ一本で生計を立てている方もざらにいます。
かといってライターやブロガー以外にも向いている職業はたくさんあることでしょう。
HSPはこの仕事が向いてるよっていうものがあれば、どんどん情報をいただけるとうれしいです。
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