こんばんは、ブルです。
金曜日の仕事帰りの一杯ほどうまいものはないですよね。
というか私の場合の金曜日はこの飲み会のために存在するといっても過言ではありませんでした。
金曜はほぼ毎週飲み会で、20時くらいから終電の時間まで飲んで一週間がんばった自分を労わっていたつもりでした。
ところが感染症の流行によりその生活は一変。
出社から在宅ワークへと環境が変わったのです。
東京の飲食店は夜8時で閉まるところがほとんどでしたし、月2回あった出社日も他の社員と出社がかぶらないように調整されていたため、外で飲む機会がほとんど無くなりました。
しかし、この在宅勤務を機会に、お酒や人との付き合い方についてあらためて見直すことができたのです。
飲み会習慣をやめてHSPの私が手に入れた3つのもの
この在宅ワーク環境により、通勤しなくてよくなったので仕事自体はものすごく楽になったのですが、飲み会に参加できなかったことで寂しく感じることもありました。
しかし、感染症対策で政府が緊急事態宣言を出していたため、半ば強制的に飲みにいけないような状況になっていたからこそ、気づいたこと、手に入れることができたものがありました。
手に入れたもの1.安息
毎週金曜飲みに行っていた頃を振り返ると、デメリットだらけだったことに気づきました。
つまり何が言いたいかというと、金曜飲みのおかげで大事な大事な土曜が死んでしまっているわけです。
一週間は7日しかないのに、そのうちの1日が二日酔いをさますことで時間が無駄に過ぎていく、こんなもったいないことが他にあるでしょうか?
安息とは、「何の心配・苦痛もなく静かに休むこと」という意味があります。
一方繊細なHSPはいつも不安ばかり抱えています。
そのため休前日は早めに寝てしっかりと体を休めることで、土日をフルに活用することができることになります。
飲めない寂しさの代わりに、土日の計画を前もってしっかり立てて唯意義に過ごすことで、また月曜から仕事をがんばろうという気になります。
早めに休みモードになることで憂鬱な仕事のことを頭から除外する
金曜日付が変わるまでダラダラ同僚と仕事の話をしていると、その分脳が休みモードに入るのが遅くなるわけです。
いくら仲の良い同僚と飲んでいたとしても、けっきょく仕事の話になり、嫌な上司や客の悪口を耳にすることでしょう。
気持ちを休みモードに切り替えるためには、同僚から距離を置くことです。
在宅ワークだと努力しなくてもそもそも距離しかないのでものすごく楽でしたね。
特に花金飲み(休前日)を避けるメリット
休みの日の前日に飲みに行く人の傾向というのは、次の日仕事がないという安心から思う存分飲める・遅くまで楽しめる(場合によっては午前様)という気構えでいます。
そしてついつい飲みすぎたり帰るのが遅くなったりして翌日にただ疲れを持ち越すだけになってしまうのです。
お酒好きの人や飲み会好きの人にとっては、次の日仕事がある別の曜日で飲みに行く方がまだ節度を保った飲み会になりやすいため、身体への負担も少なくなるでしょう。
特に大型連休に入る前の飲み会ってありますよね。この時の飲み会には特に注意が必要です。
GW、お盆、正月。
こういった休みの前というのは、周りにいるいつもは嫌いなあの同僚や上司とすらも仲良く話ができるくらい気分が高揚しています。
つまり、気が緩んで羽目を外しやすくなっている状態なのです。
私も大体やらかしてしまい、その後の大型連休をブルーな気持ちで過ごさなければならなくなったことが何度もありました。
手に入れたもの2.お金
お金を手に入れたというよりは、節約で手元に残ったという言い方が正解です。
毎週末飲みにいったとしたなら、月に5回の飲み会費用がかかります。
1回3,000円の時もあれば5,000円の時もある。
月のトータルでならすと大体2万円が月の飲み代で消えていっていたのです。
年間にするとなんと24万円!
これだけの金額なら、欲しかったあれもこれも買うことができるのではないでしょうか?
また、この月2万円を投資に使ってうまく運用できればさらに資産を増やすことができるでしょう。
手に入れたもの3.時間と高い生産性
この記事を書いている現在時刻、それは金曜の夜21時です。
つまり、いつもならまだワイワイ飲んでいる時間にこうして手を動かしてブログを書くことができているのです。
子どもをお風呂に入れたり、食器を洗ったりと妻のサポートをすることもできています。
お酒を飲むと思考力も低下するため生産性が一気に下がります。
勉強するにも身体を動かすのも億劫になり、プラスになる要素が見当たりません。
私はこの浮いた時間を冴えた状態の頭で、本を読んだりブログを書いたりして自己研鑽をしています。
人間関係で気づいたこと
在宅勤務で会社と距離を置いて始めて、飲み会がこんなにも消耗しているものだったということに気づかされました。
そして人間関係においても一つ気づいたことがありました。
それは、「仕事」があるから飲み会で繋がっている同僚であって、休みの日にまで会う同僚はほとんどいなかったということ。
そして在宅勤務になるとビデオ通話によるリモート飲みをしている人も現れましたが、私はそこまでして飲むこともありませんでした。
これ、何が言いたいかわかりますか?
それだけ職場の人間との関係が希薄だったということです。
あれだけ毎週盛り上がってワイワイ楽しく飲めていたのも、私にとってはただ酒の力を借りていただけだったのです。
ということは、週末の飲み会というのは実は本当の意味での息抜きになっていなかったということになります。
特にHSPの悩みは対人関係の場合が多いため、神経を使う人との飲み会は避けた方がいいでしょう。
まとめ
在宅ワークのおかげで、体調はすこぶる良くなりましたし(メンタル面でも)、今では一週間の7分の1の休みを大事に使うことができるようになりました。
恐らくずっと出社だったら今までの飲み会の習慣を無くすということはHSPかつ意志の弱い自分にはできなかったことでしょう。
次の課題は、今後在宅から出社に戻った時にどうやって飲み会の誘いを断るか。
これが肝になってきますね。がんばれ自分!
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